海外モバイルのためのパソコンを選ぶ時のポイントは、「大きさと重さ」と「電源」と「頑丈さ」です。まず一番目の「大きさと重さ」は非常に重要なポイントです。旅先ではHP作成がメイン作業になりますので、CPUはPentium200Mhzもあれば十分。CPUスピードを犠牲にしても極力小さくて軽い物を選びましょう。しかし小ささを重視し過ぎてキーボードの打ちづらさが犠牲になっては本末転倒です。旅に出ると、メールやHP作成などをするので日本では考えられなかったほどキーボードを酷使する様になるのです。キーボードの打ち易さも、もう一つのポイントとなります。

VAIO C-1。一年間の中南米旅行中ほとんど壊れずに良く働いてくれた。 |
そして電源。パソコンの電源が必ず100V-220Vのワールドボルテージ対応の物を購入してください。最近のノートパソコンだったらほとんどワールドボルテージ対応のACアダプターが付いていると思いますが、ちゃんと確認して購入しましょう。また、パソコンと同時にチェックしたいのがCD-RやCD-ROMの電源。CD-RやCD-ROMは出来るならばPCMCIAソケットから電源が取れる物がベスト。そうでなければそれらの電源もワールドボルテージ対応の物を購入するのがいいと思います。
そして結構重要なのが頑丈さ。店頭で持ってみて柔らかそうな感じのする物は避けた方がいいでしょう。移動中や、パソコンを持って歩く機会が非常に多いので出来るだけ頑丈そうな物を選びましょう。パソコン自体の強度が足りないために旅行中に壊れてしまったと言う話を何度か聞きました。
また、バッテリーの持ちも考えたいポイントの一つ。海外モバイルの場合、基本的にパソコンを使用するのは宿の中なので、宿にコンセントさえあればバッテリーの持ちは特に問題にならないのですが、私達のようにしばしばコンセントのない宿に泊るような場合、バッテリーがある程度持つといいなぁと思うことがあります。また宿を出て、インターネットカフェで自分のマシンを使用する場合など、バッテリーが持てばACアダプターを持って行かなくてもいいので楽です。しかし総じて長時間持つ大容量バッテリーは重いので、その不便をガマンして軽量バッテリーと言う選択も良いかもしれません。
私達は、SONYのVAIO C-1と、CASIOのFIVAを持って行きましたが両方とも私達が使用している分には問題なく使用できました。
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