「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記インド編

2001.4.13(金)

 今日も満員のサンカト・ムチャン・テンプル(Sankat Monas Mandir)。昨日のように席を確保するのに苦労するのは当たり前。でも、インド女性の興味はダンスにあるようで、ダンスが終わった時点で席が空いた。で、今日の出し物は、

@カタックダンス
Aバラタナティヤムダンス
B歌
Cシタール、モハンビーナ、バイオリン、タブラの世にも珍しい組み合わせ
D歌
E?
Fバンスリー

 こんな具合。シタールとモハンビーナにバイオリン。この主旋律を弾く楽器がハーモニーのないインド音楽界でどう演奏するのか? 世にも珍しい組み合わせの4人は、結局、ハーモニーを奏でることはほとんどなく、一人がソロで独奏している間は、伴奏に回る。それを順番にやっているだけで、何ら変わることのないインド音楽だった。1人分を3人前ちゃんと演奏しているので、やけに長い演奏に少し飽き飽きしてあくびが出た頃、やっと終わってくれた。

 この、世にも珍しい演奏を聞いた後、チャイを飲んでゆっくりしようと寺院を出た。ふらふら歩きながら門前チャイ屋をめざし道を横断したところで、後ろからやってきたサイクルリクシャに片足を轢かれた私。なんともいえない苦痛に顔をゆがめながら、その場で足を押さえる。幸い、サンダルのクッションがよかったのか、骨は折れていない様子。さほど痛くないが、インド人に笑われたのが癪に触り、頭に来てその場で帰ってきてしまった。

2001.4.12(木)