「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記ニカラグア編

99.12.22(水)

 蒸し暑い・・・ウーン・・・なんで無風なんだ?扇風機つけっぱなしにして寝たはずなのに・・・?寝ぼけ眼で扇風機の方を向くと扇風機くんは仕事をサボっていた。コンセントが抜けてるわけでもないし・・・と言った具合に毎朝、扇風機は止まっていた。そして、朝ご飯を食べ部屋に帰る・・・だいたい朝10時ころかな・・・と突然動き出したりする。この宿だけかな?と思ったが、隣の家のガンガンに鳴っている音楽も10時になると突然始まるのでここだけではないらしい。どうやら、この島では夜中から朝10頃まで計画停電をしているらしい。

 とてもいい天気だったので、シュノーケリングと釣りに出かけた。石鯛らしき魚が釣れたので刺身にすることに。切れない包丁で、刺身を食べたい一心でひたすら切る。宿のオヤジが「それどう料理するんだ?」と聞いてきたので「このまま食べるんだ」と説明したが、どうも理解できなかったらしい。同じく宿の娘にも同じことを聞かれ、同じく答えたらやっぱり理解できなかったらしい。どちらにも「セビッチェみたいなもんだ」と言うと、なんとなく理解したようだが、食べてるところを見ていた顔が信じられないと言っていた。

夜は、海老を買ってきて、パスタにすることに。料理していると宿の娘とおばさんがひょこひょこ寄ってきて何を作ってるか見ている。「食って見る?」とちょこっとあげると「これは、おいしいわ。酢を入れるともっとおいしいかも」と言っていた。酢?って感じがしたが、ここではほとんどの料理に入っている、基本調味料なのだった。

 ここに来てから、パスタ、チャーハン、炊きこみご飯といろいろ作ったが、必ず宿の誰かが味見をしにくるか作り方を聞いてくる。いつもしょうゆを使っているのを見て、まじまじ見てなめていた。食材が同じでもやっぱり味付けが違うんだなぁとつくづく思った。

 
99.12.21(火)