「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記ニカラグア編 99.12.18(土) またもや、雨。昨日、雨漏りに耐えられなくなり部屋を変えてもらう。前より狭くなるが、雨が降らない分だけ広く使えるので同じである。今日は、何をしようか?と考えるが雨では何もすることがない。しかたないので、パソコンに向う。 昼過ぎ、ようやく雨がやんだ。快晴ではないが、釣りだ、釣り!と待ってましたとばかに船着場の先の堤防へ向い、ご機嫌にのんびり糸をたらし始める。今日は、宿のおばさんに私達が食べられるような大きな釣り餌をもらってきたがもったいなくて餌になんか使えなかった。 釣りをはじめて1時間、子供が2匹釣れる。彼らは、目ざとく私達を見つけ寄ってきたかと思ったら、私達の針と糸を使っていっしょに釣りを始めた。 釣りをはじめて3時間、雨が降ってくる。我慢の子でじっと釣り糸をたらす。いまだに一匹も釣れない・・・本当に魚いるのかな?と疑問に思う。 釣りをはじめて3時間30分、見物人が2人訪れ「ここは、魚がいないよ。船着場の所にいるよ」との情報をゲットする。 釣りをはじめて4時間、日も沈み闇が訪れる。釣れた子供はいつのまにか逃げ、見物人も家路につき、二人きりになった。見物人の言うと通りここには魚はいないと悟り、船着場に移動することにする。 釣りをはじめて4時間30分、船着場で釣りを始めるが一向に釣れる気配がない。 釣りをはじめて5時間、今日はあきらめて帰ることにする。管理人にお礼をいて船着場を出る。 宿に帰り、今日も釣れなかった旨をおばちゃんに言い、釣り餌にともらった魚を料理してくれと頼んだら「こんなのは、もういらないのよ」と言いながら冷蔵庫をあさって大きな魚を2匹出してきた。こりゃ高そうだと値段を聞くと「あげるわよ」へ!?くれるの?こんな大きなの2匹も・・・そりゃ、なんぼなんでも悪いよと、お金を払うからと言っても聞きはしなかった。そんなこんなで、夕飯はタダ魚のから揚げと一匹も釣れなかった割には豪勢な食事になって満足、満腹だった。 夕飯を食べてるうちにまた雨が降ってくる。黒い海に雨が降る。雨に打たれ情けない顔の野良犬がこちらを見ている。現地の人が雨を気にする風でもなく歩っている。ビール片手に思いにふける、ああ・・・明日は晴れるだろうか? |
99.12.17(金) |