「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記メキシコ編 99.9.2(木) ウエディング通りのタコス屋で今日も朝ご飯食べる。安くておいしいんだなこれがなどどつぶやきオヤジに挨拶しつつ注文。食べながら今日は何しようかなどと相談。メキシコといったらテキーラ、そうテキーラ村へ行こう。と一人で納得し張り切る梅チン。テキーラ村へのバスは旧バスターミナルから出るらしいので旧バスターミナルへ行くことに。ウエディング通り横のバス停留所で市バスを探しほどなく旧バスターミナルへ。テキーラ村行きのチケットを買いに売り場へ近づくとなぜか向こうからテキーラ?と声を掛けてくる。そうだと言う前にもうチケットを切っている。なぜわかったのだろう?別れ際に日本語でさようならと言われピーンきた。結構、日本人が多く行くんだ。 そう言えばドロンズも行ったよなぁなんて。日本人の考えること同じだよななんて思いながらポテチ片手にバスに乗り込む。 約2時間でテキーラ村に到着。のんびりしたいい町って印象を受ける。ふらふら歩きながらテキーラを作るところを見せてくれる工場を探しひとつ見つけるが3時で工場見学は終わりと断られる。しかたなくとぼとば歩いてるとツーリストインフォメーションを発見。運良く英語で工場をガイドしてくれる人をゲット。この人についていくことにする。車で5分ほどはしたところにその工場はあった。鉄の門をくぐると石畳の通路に芝生と大樹の木陰、向こうには大きなプールやウォータースライダーなどの施設が見える。ホントここ工場?と目を見張る。木陰の石畳を進むと大きなコンベア-や釜、銀色のタンクなど工場らしきものが見えてくる。手前のものは工場夫のための福利厚生らしい。いい工場だ。テキーラは、サボテンで作る。10年もののサボテンの茎の部分を蒸してそれを搾乳して汁を出す。タンクに酵母といっしょに約30時間、発酵させる。それを蒸留して樽につけて寝かせる。とまあ、簡単に言うとこれでテキーラの完成である。蒸したサボテンを食べてみたが、サツマイモを蒸したような味がする。おいしいのでむしゃむしゃ食べていたら、もう捨てろとガイドにいわれしぶしぶ捨てる。さっと見学を終わらせて試飲へ。梅チンの顔が一段と明るくなる。こいつはべろべろに酔っ払うまで飲むきか?などと思いつつどっかでとめなければと注意してみていたが無用の心配であった。お猪口のようなカップにちょっと注がれるだけだった。 6ヶ月ものの白いテキーラはとてもきつくとげとげしいといった感じだが1年寝かせたちょっと茶色いものはまろやかになって飲みやすい。テキーラで作ったリキュールも飲んだがどれもこれも甘くておいしい。一番おいしかったりんごのリキュールを買ってご機嫌で帰路に着く。旧バスターミナルからセントロ行きのバスが見当たらず仕方なく歩いて帰ってくる。マリアッチが聞けるのにちょうどいい時間だったのでマリアッチ広場で休憩がてら人が払った金でマリアッチの歌声と音楽を楽しむ。ここは、一年中陽気な場所だなぁ、いいねなんて堪能してホテルに帰る。明日は、何しようか?と思案中。 |
99.9.1(水) |