「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記グアテマラ編 99.10.20(水) 音楽民族博物館へ行こう、と出かけたが休憩時間で開いてない。入り口でこれからどうしようか?と検討していると、ひどい腹痛が襲ってきてホテルに急いで帰ことになってしまった。グアテマラに入ってからどうも腹の調子がいまいちだ。水が合わないのか?でも、生水では飲んでないはずだが・・・なんなんだろう。しばらく横になっていたが大丈夫なようなので、また博物館に行ってみるが閉まっている。今日は、グアテマラの祝日で休みらしい。また、明日来よう。 いっきにひまになってしまったので博物館の横にある墓地を見学することに、こっちの墓は、マンション型の小さい建物が並んでいて一軒で10体位入れて1家族らしい。綺麗に並んでいてミニチュアの町並みみたいだ。 見学していると墓守のオジさんが寄ってきて何かをいっている。怒っている風でもなく、出てってくれと言ってるようでもない。スペイン語がわからないと分かるとこっちにこいと手招きしながら奥へと進んで行く。 ここだと案内された一つの墓を見ると日本語で戒名が書いてある。日本人の墓らしい。よく見ると「YUKI IKEDA INOUE」と書いてある。ああ、この墓って「バッ○パッカー△ラダイス2」に出ていた、アンティグアで日本料理店を経営していて強盗に銃で撃たれてなくなったあのユキさんの・・・会ったこともない人だが、なぜかじーんとくるものがる。自然と墓前に手を合わせしばらくぼーっと墓前に立ちつくす。ふらっと入った墓地でこんな偶然あるんだろうか?と不思議な感じがした。 墓地を出て夕食の食材をたくさん買いこんでホテルに帰る。朝、宿の住人と「今日はうどんにしましょう」と決まってしまったので。こんなところにうどんが売ってるわけもなく、小麦粉からうどんを打たねばならない。 打って、伸ばしてと順調だった。力仕事は、男どもにまかせてお湯を沸かしに行ったのが間違いだった。出来たよ、と持ってきたのは、太さもがバランバランの玉うどん的麺。ああ、私が切ればよかったと後悔する。ゆでてもゆでても茹で上がらない。細いところは、ぐちゃぐちゃになっている。でも、自分で作ったものは、固くて歯ごたえがあってもおいしいものだと心底思いこみ、鍋いっぱいあったがもらった麺つゆのおかげで余さずに食べきった。今度は、失敗しないように作ろう、麺は自分が必ず切ろうと心に誓った。 |
99.10.19(火) |