「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記エクアドル編 2000.5.30(火) 「車、買いません?」一同、青山さんの一言に動作がとまる。我に返った一人が「へ、車ですか?」と聞き返す。「そう、車買ってみんなで旅行するってどうですか?」するとうめちん「マジックバスですか、それは楽しいかも」同調する。「ペルーに行こうと思ったんですが、今、大統領選挙の問題で結構ヤバイようなことがWebに書いてあったんですよ。だから、ペルーに行くのどうしようかと考えてたんですよね・・・だから、車買いません?」突拍子もないことをと思ったが、なかなか楽しそうだ。 と言うことで、早速、車屋さん巡りに出発。まず、この国の車事情を知らねばならないと、新品も中古も扱う車屋さんに出かける。そして、いろいろ聞いてみた。「私達、旅行者なんだけど、車買えますか?」と聞くと「問題ないよ、登録も2時間あれば出来るよ。」そうなんだ、それは簡単だね。 「お金はどういう形で払えばいいわけ?私達、この国の銀行口座持ってないんだけど」「それも、問題ないよ。私どもは現金主義だから」そう、それも簡単でいいね。 「じゃあ、もしこの車で旅行をし終わって、売りたいと言ったら買ってくれます?」「ああ、あまりひどい壊れ方をしているのは考え物だけど、程度がよければ買い取るよ。この国では、新車も中古車もあまりり変わらない値段で取引されてるから、高く買うよ。現金即買い」へー心強いお言葉。なんだか、車が買えそうな気がしてきた。 で、気になるお値段は・・・店に置いてある車を見て歩く。・・・結構高いなぁ。その他の車屋さんも見て歩くがどこも似たような値段しか言ってこない。例えば、3万kmほど走った中古のワーゲンのバンが7900USドル(約83万円)、トヨタのハイエースが10000USドル(約105万円)スズキのkバンが6000USドル(約63万円)、一番安くてもGMCの5人乗り大型トラックですごく燃費が悪そうな車が3500USドル(約37万円)とこの国の物価からすると高いんでないかい?と突っ込みたくなるような値段。 外人だから吹っかけてるのか?とも思ったが、後で車に詳しいスクレの従業員カルロスに良く聞いてみると「エクアドルは、自国で車を作っていないので高いんだよ。それに、ガソリン代が高くなるので燃費の悪い車は、誰もが手放したがっている。安いんだ。だまされちゃいけない。それに、中古車には税金が掛からないから、税金が掛かるという中古車屋は、君達をだましている」と言っていた。なぁるほど・・・納得でうなずく。今日は、ずいぶん勉強になったなぁ・・・ |
2000.5.29(月) |