「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記エクアドル編 2000.5.7(日) 茶色の水がゆっくりと流れる、大きなグアヤス川。雄大な流れに逆らって定期船が進んで行く。川裾に出来た公園でのんびりそんな風景を眺める。その公園で地底観測船オリオンを公開していたので行ってみることに。 赤と白のカラーリングにペンギンが可愛らしく書いてある。「遠い所からオリオン号へようこそ」と白い海兵服のオジさんが握手を求めてきた。照れるうめちんと私。そういえば、グアヤキルで日本人見ないなぁ・・・日系の会社はたくさんあるのに、めずらしいんだろうか?みんな、日本人かって聞いてくる。日本人だと言うと、半分も理解できないのだが、いろいろ話してくる。どうなんだろう? なんてことなく船の見学をして、公園を後にする。そのまま、長袖のシャツとカニを割るまな板と木槌を探して市場に流れ込む。日曜日と言うこともあって店が閉まっていたが、市場は例外だった。スーパーにあるのは知っていたが、今日は閉まっていた。あちら、こちらと聞いて廻るが、見つからない。そうこうしている内に辺りには、夕闇が迫っていた。 危険な雰囲気が漂いはじめたので、急いでその場を離れようと急ぎ足。結局、まな板と木槌は、昨日のカニ屋で、高いかもしれないが2万スクレでカニのいい匂いが染み付いた使い古しを譲ってもらった。シャツは、この熱帯の地域じゃ売ってないと言う結論に達し、キトかどこかで買おうということになった。まな板と木槌を手にして、にこやかな二人。みんな、くっくっと笑っていた。 熱帯の夜は更けて行く・・・ |
2000.5.6(土) |