「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記コスタリカ編 2000.1.1(土) 新年、明けましておめでとうございます。不束者の二人ですが今年もよろしく見守ってくださるようよろしくお願い致します。 さてさて、新年そうそう飛行機に乗る二人。昼過ぎ空港に向い、何も無い空港で暇で暇な時間をつぶす。やっと飛行機ににたどりついた時には、太陽はすでにコスタリカの空を赤く染めていた。コパ航空のとても小さな飛行機に詰め込まれる。 余談だが、コパ航空のマークは、禿げたオジさんが一生懸命横から髪の毛をかき揚げ、てっぺんにもってくるが風が横から吹いてかきあげた髪の毛がふわふわなびいているように見える。それをうめちんに言ったら腹を抱えて笑っていた。 まあ、そんなことは置いといて、小さな200人位乗れる飛行機は、調子よく飛び立った。うめちん曰く「この飛行機は、とても古い型で日本じゃ飛んで無いんだよ。しかも、外のボルトとか訳わからんボンドが塗ってあったなぁ」と飛行機大すきのうめちんの顔が渋っている。これは・・・相当ヤバイ飛行機なのか?と素人は恐怖におびえてしまった。 そういえば、椅子は簡単に外れるし、シートベルトはぶらぶらいって今にもブチッと切れそうだ。リクライニングは力ずくで押したり引いたりしないと動かない。大丈夫だろうか?外を見ると、雲と雲の間にコスタリカの緑の大地がかいまみえる。コスタリカの自然を見にまた来ようと恐怖の中で思っているうちに無事パナマに着いてしまった。「なんだ大丈夫だったじゃないか、あんなに脅してもう、うめちんはぁ」と言うと本人は相当本気モードだったらしく、ホッとした顔をしていた。 そんなに待たずにチリ行きの飛行機に乗りこむ。先ほどの飛行機とはまるっきり違い最新のきれいな飛行機だった。しかも、数える位しか客がいない。これはゆっくり乗れるぞと顔がほころぶ二人。「シタール何処置けばいい?」とスチュワードに聞くと、上の棚に・・・入れて見たが入らない。「じゃあ、ここでイイよ」とファーストシートを指差している。なに?シタールはファーストクラスかい?なんでシタールだけいい待遇なのよと思ったが、エコノミークラスも1人3席でファーストクラス並みなのでよしとしよう。 ご飯を食べ、横になるがいまいち寝れない。寝れない私達を乗せて飛行機は何処までも黒い空間を飛び続ける・・・明日は、もう南米だ。 |
99.12.31(金) |