「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記コロンビア編 2000.6.26(月) 蚊と暑さに悩まされ夜中に何度も目を覚ます。見れば足が蚊に無数に刺され、みにくく腫れあがっていた。ここいら辺はマラリアの汚染地域で、しかも普通の蚊でもデング熱の病気を持っていて侮れない。こんなにたくさん刺されてどうしよう?明日は高熱に侵されているかも知れないなぁ・・・まあ、刺されてしまったものはしょうがないか。 青山さんとうめちんとで、整備士を探しに行き、一人の整備士を連れて帰ってきた。どうやら、ジェネレーターがおかしく、エンジンをかけても電気を作らずバッテリーに逐電されないと言う現象が起きていたらしい。原因が分かればこっちのもの。急いで替えのバッテリーを積み、整備工場へ急ぐ。 そして、ジェネレーターを分解。見ると中のコイルが、断線していた。すぐ修理。まず、コンセントに線が着いただけのハンダをつかって、コイルをハンダつけ。そして、靴用のボンドでノリ付け。ノリを乾かすために電球をあてしばらく待つと出来あがり。それをもとの場所に収めて、あーらびっくり直っちゃったのである。そして、再び出発。 軽快に走る牛次郎。 と、突然、プスンと言って止まった。ありゃりゃ?今度はどうしたの?あともう少しで今日の目的地リオアッチャに着くというのに・・・エンジンルームを開けて、覗きこむ。プラグを点検してみたり、エンジンオイルを確めたり、電気が来ているか確めたりしたが、どこも異常がない。はて、さっきガソリンもいれたから、ガス欠じゃぁないよね・・・とガソリンタンクを調べると、さっき5ガロンも入れたのに空になっていた。ガス欠だった。 そうと分かれば、予備のガソリンを入れる。ドプ、ボコボコボコ。 エンジンをひねるが・・・掛からない。ガソリンを入れたのに掛からないエンジン。ガス欠じゃないのか?じゃあ、どこが悪いのか?と、あることに気がついた青山さん。「ねえ、ガソリンタンクからガソリン来てないよ」ガソリンフィルターを指差す。あ、本当だ。キーをひねってもガソリンが出てこない・・・どうする。 どうやら、ガソリンパイプに空気が入ると圧がぬけてしまい、ガソリンが来なくなるらしい。それでは、ガソリンフィルターを引っこ抜き、口でチュチュウ吸って、パイプをガソリンでいっぱいにして戻し、再度挑戦。キュキュキュキュ・・・ブルンブルルルルルル・・・やった、エンジンが掛かった。拍手喝さい雨あられ。ああ、ガス欠だけでよかった、よかった。また大変な故障でなくてよかった。 そして、ガソリンスタンドへ急ぐ。ガソリンスタンドがすばらしく遠くに思えたその時、目の前に神様のように現われたガソリンスタンドにまたまた拍手喝さい雨あられであった。 波乱万丈の牛次郎。次は、どこがおかしくなるのやら・・・ |
2000.6.25(日) |