「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記チリ編

2000.1.30(日)

 雨は、今日も降っていた。やはり何もすることがない。寝て過ごそうか?と考えているうちに雨がやんだ。 せっかく雨がやんだのだからベットの肥やしになるのはもったいないと、うめちんご推薦のプエルト・チャカブコの港に魚釣りに行くことに。

 橋の方に歩きながらバスを待つが一向にやってこない。となればチリ名物ヒッチハイクである。親指を立ててしばらく待つ、待つ、おお停まったと思ったらタクシーだった。そして・・・待つ、待つ、おお、停まった!!赤いピックアップトラックが私達を拾ってくれた。 無事、港に到着。

 堤防に向うと割りこむ隙もないくらいたくさんの人が魚釣りをしていた。どのバケツを覗いてもたくさんの魚が入っていたし、いいかげんな仕掛けでホイホイ釣っていた。これは・・・釣れなきゃおかしいし、笑われるって言うより同情されちゃうよ・・・と気合が入る二人。 「何処で餌(ミミズ)取れるの?」と一人のオジサンに尋ねると「ほらよ」と自分のミミズビンから少し分けてくれた。それをありがたく頂き、戦闘開始!!

 1投目、投げて1分もしないうちにいわしのような魚が掛かる。そんなこんなで三匹位簡単にゲット。その内、大きな旅客船が入ると言うことで釣り人一時撤退させられる。しばらく寒さに絶えながら待ちつづけ、OKが出たとたんに場所取りに走り再び戦闘開始!!途中、投げ釣りに転向するが糸が弱く仕掛けを持っていかれてしまって再び浮釣りに戻るとバカスカ釣れた。

 風が強く寒くなってきたので、8匹釣れたところで終了。バスを待って宿に帰る。この間、約1時間くらいだったと思われるが、こんなに簡単に釣れるところは初めてだった。明日も晴れたら行こうねとニコニコ顔のうめちん。魚釣りが出来て本当にしあわせといった感じが顔に染み出ていた。 そして夕食は、とてもおいしいご飯が出来たのでした

 
2000.1.29(土)