「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記ブラジル編 2000.9.25(月) 今日は、川遊びの日なのに・・・見上げれば、まぶしいくらいの青空。でも、よわよわしい陽射しが降り注ぎ、不意に冷たい風が吹きぬける。水は、冷たいだろうなぁ。ちょっと、憂鬱になる。 町の中心から20kmほど車で走った所に「リオ・スクリ」と言う川がある。今日は、この川でのシュノーケリングツアーに申し込んだ私達。指定の時間に、牛次郎で現地へ向かう。受付で、名前を書きウェットスーツに着替えて車に乗りこむとすぐ出発した。 農場の門をくぐり、少し走った所で降ろされた。ここからは、歩くと言う。緑のトンネルに丸太が綺麗に敷き詰められた歩道が奥へと続いていた。自然豊かな森。そんな森には、小川が流れていた。 小川を見た瞬間「おおー」思わず声に出してしまうほどの美しさ。水道の水を流しているのではと疑問に思うほどの透明度。そこに、大きな魚がスイスイ泳いでいるのだよ。こんな光景は、水槽の中でしか見た事がない。 大きな池もあった。こちらも同じ透明度アンドたくさんの魚が泳いでいる。ガイドの説明だと、この水は地下からの湧き水だから綺麗なのだと。そういえば、水を張ったバケツの底からホースで水を出しているみたいに、水面がゆらゆら揺れている。おそらく、昨日みた洞窟などからして、この辺の地質が石灰岩なのであろう。だから、澄んだ水が湧いてくるのだろう。 大きな透明川にボートを浮かべる。警戒心のない魚達。餌を求めてやってくる鳥達も私達が近づいても逃げる様子もない。私達、侵入者には、お構いなしのようだ。途中で、ボートを降ろされ、シュノーケリングに切り替える。魚を驚かせないために、泳ぐのではなく、川の流れに任せて浮いているだけのシュノーケリング。だから疲れはしない。綺麗な水と同化し、魚といっしょに流される・・・なんだか心地よい。 ここの美しさは、写真や言葉で分かるものではないと思った。あの美しさは、何物にも書き表せないと。今、どう書いてイイか分からなくなっている自分がここにいる。 この美しい透明度は、実際に来て見て体験しないと分からないだろう。いつまでも美しい所であってほしいとそう思った。 |
2000.9.24(日) |