「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記ブラジル編

2000.8.3(木)

 4日ぶりに晴天を見た。ここは青空が似合う町だと実感する。

 古都と大都会が交差するレシフェへバスで行く事に。教会の横の通りには、いろとりどりの旗がたなびく。ぶらぶらと歩きまわる。ただ、歩きまわったというのが正解かもしれなかな。

 少し、空がオレンジ色になりかけた頃、バスに乗り、オリンダに帰ることにする。あ、もうすぐバス停だと思った瞬間、猛スピードで走り行くバス。あれ?このバスどこ行くの?どこかでUターンするんだよ。そう、思ってはや、30分。どんどんオリンダのセントロが遠ざかる。一向にUターンする気配なく。そして、着いた先は、終点のバスターミナルだった。辺りはすでに真っ暗。バスの運転手に事情を話すと「コレに乗っていろ、戻るから」しばらく待っていると、数人の客を乗せて走り出した。そして、延々走って来た道を引き帰すこと30分。やっと、宿の前のバス停に帰って来れた。しかも、タダで。運転手も車掌も親指を立ててOKポーズでにこやかに去って行った。心が暖かくなった。ブラジルの人はおおらかな人が多いナぁ。

 
2000.8.2(水)