「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記ブラジル編 2000.7.21(金) ガソリンスタンド付属の修理工場でガソリンタンクを溶接してもらう。その間に車の点検をする。プラグを掃除して、オイルの点検。なぜか、なくならないはずのブレーキオイルが少し減っていた。この間、直したパッキンが磨耗して穴が開いたか?原因がわからない。でも、ブレーキの効きが確実に悪くなっている原因の1つだろうと思いつつも、原因が分らないのじゃ直しようがない。 取り合えず、ガソリンタンクが直ったので先ほど抜いたガソリンを入れて出発。相変わらず調子は悪い。ぶすぶす言って走らない。無理に走らせていたが、突然走らなくなった。本当に突然。 アクセルをいくら踏んでも進まない。ガス欠か?いや、そんなはずはない。計ってみるとちゃんとガソリンは入っていた。エンジンルームをいろいろ探ってみると、たまにガソリンフィルターにガソリンがやってこない時がある事を発見。 ガソリンチューブを外して、口でチュ-チュ-吸ってみる。すると、すーっとあがってくる。他の所からもチュ-チュ-吸ってみたが、ちゃんとあがってくる。もう一度、エンジンをかけてみると、ブルンとかかるが、やっぱりすぐ止まってしまう。どうしたもんかと思案に暮れる。ここで、牛次郎とお別れか?そう思ったが、取り合えず先ほど通過したガソリンスタンドまで何とかして戻る事に。 登り坂だったので、バックの押し掛けで走っては止まり、走っては止まりして、何とかガススタに到着。ガソリンスタンド付属の修理工場で見てもらう。車をみたオヤジ、何の事やら?と、どんな故障か理解していない様子。しょうがないので、オヤジを乗せて試運転に出かけ理解してもらうことに。 しばらく走るとブス・・と言って止まる。すぐに理解した様子のオヤジ。ガススタに戻ろうとバックの押し掛けで走って止まりを繰返す。何度目かの押し掛けで、突然、ビシャーっと天井に何かの液体が噴き出した。驚く。エンジンルームを見ると、ラジエーターから伸びているホースが、押し掛けの衝撃で切れていた。ああ、余計な所まで壊れてしまた・・・。そんなこんなで、故障を作ってガススタにようやく戻って来れた。 さっそく修理にかかるオヤジ。キャブが悪いと一生懸命キャブを分解している。そして、日が暮れるころ作業終了。試運転に出かける。お、今度は調子がいいようだ・・・と思っていると、ブスンと言って止まってしまった。 「ここまで、治しても止まっちゃうんじゃ、あとはもう、今日入れなおしたガソリンにゴミが混じっているのかもしれないよ。あした、入れなおしてもう一度試運転してみよう」そんな事をつぶやきながら、バックで押し掛けをしようするうめちん。と、当然、ブシューと言う音と共に「アチー!!」と叫んだ。 先ほど破裂して直したばかりのラジエーターホースがまた切れ、熱湯が噴き出し腕を少し火傷してしまった。ジョボジョボこぼれおちる熱湯。エンジンはかかるものの、今度はオーバーヒートで止まりそうだった。難を逃れてガススタに到着。 日も暮れたせいもあるが、お先が真っ暗な感じがして来た。ここで、牛次郎とお別れか・・・うーん、不安は隠し切れない。 |
2000.7.20(水) |