「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記ブラジル編 2000.7.16(日) 朝っぱらから、減りの多いタイヤと溝の多いタイヤの交換をしているうめちんと猪飼さん。結局、カーゴのオヤジがほとんどやってくれた。うめちん曰く「コレで牛次郎は、万全」らしい。ホントかなぁ? アマゾン川が細くなった所で、原住民の子供達が船に遊びにやってきた。ただ、泥棒が多いから気をつけろと船員に言われる。彼らは、小さなボートで一生懸命漕いで私達が乗る船に近づき、一人がぴょんと飛びのるか、船にロープを投げて続々と船に乗りこんで来る。なにかをしゃべる事もなく、なにかを売りに来た訳でもなく、ただ、じっと私達を見ていた。日本人が、よほど珍しいのだろうか?そうだろうなぁ・・・しばらく船の中をうろちょろしていた彼らは、村が遠のく前にさささーと去って行った。 いつもと様子が違う夜。遠くの空には、一筋の光が縦に走る。いつもより湿気を含んだ風が強く吹く。開けたアマゾンは、まるで海の様に、向こう岸が見えないほど広がっていた。大きな音を立てて大粒の雨が降ってくる。大量の雨は降り続く・・・明日の朝は、ベレンだ。 |
2000.7.15(金) |