「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記ブラジル編

2000.7.11(火)

 日本人の奥さんのトモエさんを持つガイド、クラウディアといっしょに港へ向かう。太陽がさんさんと照りつけるなか、たくさんの客船がビッチリ並び、忙しそうに荷物を積み下ろししていた。一体、ココに停まっているどの船に車を乗せるんだろう?車を乗せるような大きな船は見当たらなかった。

 すると、クラウディア。何を思ったか、1艘のベレン行きの客船へ「船長はいるか?」小僧に聞いている。「ああ、中に入るよ。どうぞ」そう言って、客室の方を指差す。船長を探して船へ。船の中では、荷物を移動したりとたくさんの人があわただしく動いていた。その中の一人に声を掛けるクラウディア。「車を1台ベレンまで運んで欲しいんだが、いくらだい?」「え、車ですか?そりゃ、だめだよ。この間の事故から、車を乗せられなくなったんだ。警察も厳しくて」「そうか・・・ありがとう」そう言って船を降りた。この間の事件って?「ああ、この間な、船に2台だか3台の車を乗せた客船が、出航してすぐ転覆してしまったんだ。死人もでたしな」そうですか。と言う事で、オフィスに帰って一から探し直し。

 電話帳片手に船会社に電話しまくるクラウディア。そして、コレが一番安かったと言ったのが、人込みで550ヘアル(約US275ドル)これは、安い。しかも、毎日あるという。じゃあ、青山さんが出発する木曜日に出発することにして、クラウディアにお礼を言って、恒例の生ビールに向う。そして、無事船が見つかったことにカンパーイ!

 
2000.7.10(月)