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旅のスペイン語1 99.10.25 私達が普段日本で生活している時には、「外国語ってやっぱり必要だよね」ぐらいの認識しかないのですが、一度旅に出てみると英語はおろか、スペイン語、フランス語、タイ語、ヒンディー語、アラビア語、ウルドゥ語、ベンガル語、トルコ語、そしてポルトガル語etc.etc.....と本当にいろんな言葉に出会います。それらの言葉を知らないと旅は出来ないのか?と言うとそうでもなく、通常英語でほとんど事が足りてしまうのです。通常観光客の行く所では英語の喋れる人がいっぱいいるので、現地の言葉を覚えなくても特に問題なく旅が出来るものなのです。 アメリカ大陸って言うと、行く前は私も含めて多くの人が「英語が通じるんじゃないの?」なんて思っていると思うのですが、それは大きな間違いでした。今回の旅行でも「いくらスペイン語圏て言ったって、英語の話せる人はいっぱいいるよ」とたかをくくっていたのですが、間違いでした。 英語を話せる人がいっぱいいると言う私の観測(希望?)はアメリカからメキシコに渡ったときに、もろくも崩れ去りました。アメリカのティファナからメキシコに入ったとき、アメリカがすぐそこにあると言うのに全く英語が通じなくってあせったものです。アメリカから国境を超えてたった50M歩いただけで、英語の通じない世界になったのです。一生懸命英語で喋ってみたのですが、誰も理解してくれず、無駄でした。仕方なく、地球の歩き方の旅のスペイン語を見ながら喋っていたものです。 この様にメキシコを始めとして、ベリーズを除く中米、南米の国々はほとんどスペイン語圏です。英語を喋れる人は中米、南米ではほとんどいませんし、買い物一つするにしてもスペイン語が必要になります。ということで、スペイン語を覚えてみましょう。 まずは挨拶から。挨拶は日本と同じ3つ。よく使われるのは今日はに相当するBuenos taldesですね。BuenosのBuenoはGoodに相当し、日常生活の中でもしきりに「Bueno?(良い?)」と使われます。
それから、基本になる5つの単語。これは必須ですね。英語のYes,No,OK,Thank you,Plaseも通用するのですが、やはり郷に行っては郷に従えと言う事で、覚えましょう。Siとかは会話の中の相槌に使うと効果的です。OKは、最初なかなかエスタビエンと言いづらいのですが、慣れてしまえば問題ないですね。
あと、旅の中で一番必要になるのは移動。移動のときに地名は分かるのに…「ここに行きたいんだけど」ってなんて言うんだろう?と私達はさんざんメキシコで苦労しました。日本人にとってこれは非常におぼえやすいですね。「どこですか?」=「ドンデスタ?」なので。例えば駅に行きたいのであれば、Donde esta estacion?(ドンデスタ エスタシオン?)と聞けばちゃんと駅に行くことが出来ますし。これさえ知っていれば旅が出来るとっても便利な一言です。
実はスペイン語と日本語って似たような単語とか、日本人が聞くと面白い単語がいっぱいあります。そのうちのいくつかを紹介してみましょう。
氷を意味するHielo(イエーロ)は、単純にローマ字読みすれば、「冷えろ!!」ですし、ニンニクを意味するAjo(アホ)はとっても笑えますし、食べるを意味するComer(コメール)は食べそうな感じがしますし。こんな単語は日本人が聞くとすぐに覚えてしまいますね。 ということで、今回はここまで。この先はまた次にしましょう。 |