k日記ベネズエラ編

2000.7.3(月)

　朝靄にすっぽり包まれたキャンプ地。雄大にそそり立つテーブルマウンテンも目の前から姿を消していた。ボートはゆっくりとキャンプ地を後にする。静かな水面は、鏡のように木々を写し出している。

　この先は、滝。と言う所までボートを降りる。そして、轟音鳴り響く広大な黒い滝を展望台から眺め、その壮大さにため息をつく。美しい大自然、いつまでもこのままで、また、いつか来るときまで、変わらない姿でいてほしい、心からそう思った。

　セスナが迎えにやってきた。緑の絨毯に流れる黒い川を眺めながら、楽しかった3日間に終わりを告げる。

　すばらしい感動と体験をありがとう。