「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記ペルー編

2000.3.7(火)

 宿の隣のサンフランシスコ教会を見学。早口のスペイン語のガイドで何がなんだかわからない3人とその他数人がポカンと口を開けての見学だった。

 ただ、最大の見せ場カタコンベだけは、楽しく見れた。天井が低く薄暗い地下室。異様な臭いが立ち込め今にも何かかが出てきそうな雰囲気の中、無数の人骨が部分別に綺麗に並べられていた。大きな井戸のようなところには、たくさんのしゃれこうべが綺麗に配置されていた。何のためにココまでこんなことしたんだろうか?とキリスト教のやることはわからんなあと思った。

 その足で、天野博物館へ向う。ココは、チャンカイ文化と言うプレインカ時代の土器や織物など天野善郎氏が集めたものを無料で公開している博物館で、日本語で説明が聞けると言う利点付きだった。友達がココだけは、見たい言うので午前中に予約を取っての来館だった。

 チャンカイ文化と言う言葉を初めて聞きましたが、大変オチャメな文化だということを発見。土器の形や模様、織物の柄がどれもこれもかわいい。しかも、懇切丁寧に説明してくれてとてもわかりやすい。満足、満足。

 ミラフローレスからバスで帰ることにする。外は暗く、バスの中はいつのまにか息が出来ないほどの排気ガスが充満していた。

 ああ、こんな都会はもういや。早くクスコに行きたい・・・。

 
2000.3.6(月)