「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記メキシコ編 99.9.23(木) ミトラの遺跡へ行く。これ、本当に走るの?って言うおんぼろバスに乗って1時間くらい走るとミトラ村のバスターミナルへ着く。バスを降りて、ガイドブックを持ってないことに気付く。バスの中に置き忘れたらしい。が、時すでに遅し、バスは遠い彼方へ走り去って行く・・・。帰りにバス会社のオフィスによって見たがとうとう出てこなかった。これから先どうしよう? ミトラ村のバスターミナルから、20分くらい砂利道や未舗装道をテクテク歩くと小さな教会が見えてくる。その両脇一体がミトラの遺跡だ。ここで国際学生証の力を発揮とばかりに入り口のオヤジに見せてみるとあっさりNOと言われチケット買ってこいとつき返される。おかしいな?タダになるんじゃないの?と思いながらインフォメーションへ。おねいさんに学生証を見せると、本当に学生?と怪訝な顔をされたが結局タダで見れることに。やった‐ラッキー!!やっと学生証が役にたった。それでこそ学生証!おお威張りで先ほどのオヤジのところに行き水戸黄門のように学生証をかざして入場する。ミトラ遺跡は、墳墓遺跡であまり大きな遺跡ではないが、外見からは想像できないくらい内側は、モザイクと模様がだいぶ残っていて保存状態がいい遺跡らしい。ぐるっと一回り見ると、どこからともなくカタンカタンと軽快なリズムが聞こえてくる。音がするほうに寄って行くと数人のオヤジが一生懸命機を織っているではないか。白いメキシコ織りで有名らしい。しばらく見学してシャツを一枚買って来る。なかなか涼しくて肌さわりがいい。ソンブレロも買ったしメキシコシャツも買ったしこれで梅ちんもメキシコ人の仲間入りと誉めたら「そうかな?」なんて照れている。梅ちんは、メキシコにどっぷり漬かってしまったみたいだ。 この町は、食べるものが高いのでホテルの屋上で自炊することにする。この旅始まって以来の自炊である。やっとコンロと鍋類が役にたった。屋上からの眺めは最高によく作ったスパゲティはなかなかの味だった。今日も、演奏に出かけた梅ちんは、86ペソもかせぐ。いつもながらすごい才能だ。腕はともかく度胸がありすぎる。でも、演奏してるうちにだんだんうまく聞こえてくるのは私の気のせいだろうか?これからもがんばってほしい。明日の予定はたってないがモンテアルバン遺跡に行くかもしれない。 |
99.9.22(水) |