「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記インド編 2001.4.6(金) インディアン・ミュージック・ハウスへ行った帰りに映画館に立ち寄った。この間は、エロ映画をやっていたが「ラウル」と言う映画に変わっていた。ポスターには「ハートウォーミングストーリ」言うなれば、心温まる物語と書いてあった。心温まる物語と言うことかなんだか分からないが、女性や家族連れが結構多いかな。チケットを買って開演を待つ。 ドアを開けると、暗い館内からむわっと熱気がやってきた。蒸し風呂のような館内は、熱風をかき回すだけの扇風機がこれでもかと私たちに熱風を送ってくる。映画が始まる前にバテテしまう・・・予告なしに広告が始まり、広告も中ほどでいきなり本編に突入した。物語は、ラウルと言う少年が周りのやさしい人たちに助けられながら別れた両親を再び仲直りさせるという、本当に心温まる物語だった。ときたま出てくる英語のしゃべりのせいもあってか、ヒンディー語の分からない私たちにもなんとなくストーリーが分かるので面白かった。 音楽も踊りもストーリー展開など、何もかもがこの間見た「ジャキラ」をはるかに上回っていた。インド映画ってピンからキリまでものすごい開きがあるのね。面白い。でも、映画を見ているインド人は、相変らず変わらない。電気が消えれば、一斉にブーイング。感動の演技シーンでは「いいぞーラウル」ピュー!!っと口笛。踊りのシーンでは、いっしょに歌い出す。恋の駆け引きの場面では、ヒロインがヒーローといい感じになると声援と拍手が沸き起こる。なんだかとってもハートフル?映画を見ている人の方がもっと面白い。 |
2001.4.5(木) |