「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記インド編 2001.3.18(日) ただ、なんとなく、日常的なことをこなしていた。そのちゃんは、レッスンに行ってしまった。うめちんは、修理に出していた自分のシタールを受け取りにカルカッタへ出かけてしまった。「練習あるのみ」の言葉通り、タブラをたたきつづける。時間も忘れ、無意識でたたいているようだ。 そうこうしているうちにそのちゃんが帰ってきた。ガンガーで沐浴しようと誘われたので、いっしょに行くことにした。お国柄、水着で入る訳にはいかない。自分の洋服を眺めながら、策を練ったがいい案は浮かばなかった。あまり後のことを考えず、うめちんの半ズボンにTシャツで入ることにする。そのちゃんは?と聞くと「スパッツにTシャツ・・・ちょっと刺激的かなぁ?」うーん、ちょっと刺激的かもなぁ。 出かけようと下に降りていくと久美子さんがいた。「ガンガーに入たら、熱出すわよ。いままでたくさんいたけど、そうねぇ、10人行って9人は次の日に熱だしてるわ」あっはっはーと笑いながら「今回は何人熱出すかしらねぇ」とニヤニヤしていた。まあ、気にしないで出かける。久美子ハウスの目の前は、洗濯場が近く川が濁っているし、少し干えあがっていて入りずらそうだったのでパス。メインの一番大きなガート、ダシャシュワメート・ガートへ行ってみると、たくさんのインド人観客に取り囲まれ、おちおち沐浴どころではなさそうなので、ここもパス。 結局、メインガートから少し外れたあまり人のいないガートに決定。早速、はいてきた長ズボンを脱いで半ズボンに。階段を降り、ガンガーへ足をつける。結構、冷たい。苔でつるつるすべる階段をゆっくり降りて、腰までつかる。荷物が心配だったので、肩までつかる前に今降りてきた階段の方に向きを変えてびっくり。さっきまでこんなに人居たっけ?と思うほどのインド人が階段に腰を下ろして私達が沐浴をしているのをじっと見ていた。うーむ、恥ずかしいのですぐ肩までつかる。いろんな病原菌が怖いので頭までもぐるかどうか悩んだ。でも、なんとなく、頭までもぐった瞬間、荷物を取られるような気がしてやめてしまった。あまり悩むことなく頭までザブンともぐってしまったそのちゃんは「これが、夢だったのよぉ、頭までもぐった瞬間がとても感動的だった」といつまでも興奮していた。よかったねぇ・・・私的には、うーんという感じだが。さて、今晩から具合が悪くなる人いるかね? |
2001.3.17(土) |