「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記ホンジュラス編 99.12.7(火) 昨晩からの雨が降り続く中、テグシガルパに向けて出発する。ハイウェイを突っ走る。 草ボウボウの荒れた土地が何処までも続く。小一時間も走っただろうか、草ボウボウの向こうに雲を映した灰色の水面が静かにたたずんでいた。何処までも水面が続く広い湖だった。山々には、うっすらと霧が覆っていて幻想的だった。広大な湖を過ぎるとまた草ボウボウの荒れた土地が続く。 いつしか眠っていた。気がついた時には、山道の途中でバスが止まっていた。車窓を見ると違うバスも数台止まっている。ここで降りるか?と思ったが、違うみたいだ。前方の道路を見ると大型のブルトーザーが行ったり来たりして岩や土砂を除けている。どうやら昨夜からの雨で土手が土砂崩れを起し道路をふさいでしまっていたらしい。横の土手を見ると縦に数本、水道が出来ていて真横に亀裂が走っている。一気にどっと落ちたらしい。巻きこまれなくてよかった。数分後、通過できるようなり、バスは、軽快に走り出した。 走り初めて5時間、ようやくテグシガルパに到着。宿を探し、ホッと一息ついて街に出てみたが、着いた時間も遅かったので夕飯の買物をしてさっさと帰ってきてしまった。やっぱり移動は疲れるのだ。 |
99.12.6(月) |