「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記グアテマラ編

99.11.22(月)

パナハッチェルとも今日でお別れ。バスに乗ってアンティグアへ。ソロラとロスクアントロとチマルテナンゴの3回乗り継いで、着た時より時間はかかったが安く帰ってこれた。

ついてそうそう、日本からの荷物を受け取ろうとスペイン語学校に行ったが、どう言う訳か荷物がついてない。日本を出てから3週間ほど経つのに、どうしたんだろう?と詳しく聞いて見ると、UPS(ユナイテット・パーサル・サービス)グアテシティー店から電話が何回かあったらしく、税金を払わないと荷物は渡たせない、グアテシティーに取りに来いとのこと。

荷物を取りにシティーに行くのか・・・行きたくないなぁと思ったが、アンティグアにUPSがあるというのでアンティグアで払うからアンティグアまで荷物を持ってきてくれと交渉しに行って見ると・・・親切な係員が「明日、シティーに行く用があるから俺が持ってきてやるよ」と申し出てくれた。と言うことで、めでたくアンティグアで荷物を受け取ることが出来るようになった。よかった、よかった。

一つ用事が済んだので、友達に会いに日本人が溜まる宿へ。まだ、いるかな?とのぞいたら、たくさんいた。お帰りと向えてくれる。すごくうれしかった。ヨンスン韓国飯を作ってる最中だったので、私達も仲間に入れてもらうことにする。

今日のメニューは、豚カルビ!!しかも炭火焼き。豚肉が嫌いな私だが、豚肉ってこんな味だっけ?と思うほどめちゃくちゃおいしかった。世の中に豚肉しかなかったらこうして食べればいいんだーとちゃっかりレシピを教えてもらった。

しかしまあ、韓国人の肉に対する情熱は計り知れない。肉のありとあらゆる事を知ってる感じがした。

たとえば、カルビ一つ作るにしても、肉を柔らかくするのにコーラに2〜3時間つけてそれからたれに数時間つけて味をしみこませる。焼くときは、じっくり弱火で愛情込めて焼くのがコツらしい。

墨は時間が掛かると、カルビをフライパンで焼こうと油をひいたら、血相変えて飛んできて「だめだ!油で焼いちゃぁぁぁぁ!!」と怒られた。あ然としていると「速く食べたいんだったら、たれのまま煮るんだよ」だそうだ。お任せします、とそそくさ退散。すごいなぁと思った。

ご飯を食べて、満腹幸せでホテルに・・・あれ?ホテル閉まってる?なんで?ドンドン、ドアを叩いたが一向に誰も来てくれない。おかしい、この宿は門限がないはずなのに・・・再度、ドンドンと思いっきり叩く。しかし、反応0。しょうがない、いつまでもドンドン叩いてみた。

そしたら、やっと応答があったがなかなか入れてくれない。「だれ」「私達、ここに泊まってるんだけど、開けてくれませんか?」「どうして?自分で開けて入ればいいじゃないの」とおかしな事言っている「どうやって開けるんですか?私達にはわかりませんよ」と言ったら「カギがあるはずよ。2つカギもらったでしょ?」「・・・へ?一つしかくれなかったけど・・・」ガチャ、と言ってドアが開いて怖い顔をした外人さんが出てきた。

助かった。と訳を話し、しこたまお礼を言ってやっと宿に入れた。明日、宿の人に文句を言おうと思ったけど、隣の開き部屋に2本カギがついているのを見て、交換すればいいかぁ・・・と文句を言うのをやめた。だいぶ、人間丸くなりましたなぁ。

99.11.21(日)