「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記エクアドル編 2000.11.20(月) 牛でいっしょに旅をしてきた、青山さんが今日、南へ向けて旅立つと言う。私達も飛行機に乗れるとイイが・・・先に旅立つ青山さんを見送る。青山さんの旅の達成を心から祈る。気をつけてね、消え行く後ろ姿に手を振る。いつまでも、いつまでも・・・ さて、私達は今日、飛べるのだろうか?旅行会社に行って見るが、答えは土曜日と同じだった。ただ「もう少しお金を出せば飛べるわよ」と前回より100ドル増しの金額を提示してきた。この金額は何だ?と聞くが、「航空会社のプロモーションでしょ?」と言うが、そんなに払う気がない私達。ちょっと考えて来ると外へ出る。そして、別の旅行会社へ。 事情を話すと「調べておくから2時位にまた来てくれ」と言うので、昼飯を食べてその辺をぶらぶらしながら待つ。そして、出てきた回答は「リスボン行きのチケットなら取れる。コレだと937ドルだが、どうだ?」と言う、ダメな答え。コレは、907ドルで飛んだ方がマシか?と朝の旅行会社に戻ってチケットを買うことにする。しかし「さっきの907ドルのチケットはもう無いわ。今からだと1046ドルになってしまうのだけれどいい?」いい訳がない。どうして、さっきは907ドルだったのか?と聞くと「あのタイミングだけのチケットだったのよ。ウェイティングの人が買ってしまったわけよ」そんなのあるか?予約したときの金額は何さ?おかしいじゃない?ぶつぶつ文句を言うがそう言っても始まらない。この先、安い料金で乗れると言うことは無いに等しいと言うし・・・その場で考える。 数分後、「リスボン行きのチケットはいくら?」「973ドル」「じゃあ、パリ行きは?」「同じよ」そんな会話の後「いろいろ、ありがとう」と言って旅行会社を出る。後は、乗り継ぎが過酷な、あのフライトに掛けるしか無くなった。ドラマのような旅行会社へ向かう。 ドアをくぐると「あーら」と濃い顔のおねえさんが明るく手を振った。「お金を払いに来たんだけど・・・」「あら、あの予約は、キャンセルしちゃったわよ」「エー!!なんで、勝手にぃ」そして、何も言わずフライトを探し始める濃い顔のおえねさん。そして、こんなのはどう?と出してきたのは、キトからグアヤキル経由でサンホセはコスタリカに飛び、ここで一泊して、次の日にサンホセからマイアミはアメリカへ。2時間30分待ちの後、フランクフルト経由でマドリットに到着。28日の14時にキトを出て、マドリットに着くのは30日の11時に着くUS779ドルのフライトだった。 ウぇー。前回のフライトより過酷なような気がするなァ・・・。でも、ほとんど選択権のない私達は、コレでマドリットへ行くしかなかった。その場で予約を入れてもらい、金を払う。明日、チケットを作っておくと言うので、そのまま旅行会社を出る。今度こそ飛行機乗れるかなぁ?でも、後1週間も何をしようか?スペイン語学校にでも行く?思案に暮れる二人だった。 |
2000.11.19(日) |