「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記エクアドル編 2000.6.10(土) ホテルスクレの従業員カルロスの紹介で、腕のイイ修理工を紹介してもらう。 カルロスの運転で、カルロス宅を出るが、ブロック、植木、門すべて壊して出発。奥さんに「頭がおかしい」呼ばわりされたがそんなのには動じる事もなく坂を下る。 高速道路を通って整備工場へ。 が、今日は、修理する車がいっぱいで見ているひまがないからと月曜日の朝8時に来いと追い返されてしまった。落ちる肩で運転のカルロス。そして、またまた、苦労して庭に突っ込む。ブロック、植木、門、そして、今度は、物干しまで倒す破壊の帝王と化すカルロス。意見を言う奥さんに対し「ばかたれー」と叫ぶ。3階の窓から笑うカルロスファミリー。心の広いエクアドリアーノ。いい人達なのだ。 牛模様にするのにペンキを買わねば。と、ショッピングセンター「セーセーイ-」に向かう。「セーセーイ-」の中にホームセンター「エース」なるものがあり、そこにペンキが売っていた。「黒いペンキ欲しいんだけど。一番安いのくれないか」と言うと、1つの缶を持ってきた。値段を見ると、結構高い。「もっと安いのないか?」と聞くと、しばらく考えた係員「これから、黒を作くれば安く上がる」と1つの缶を指差す。値段を見るとすごく安い。これならと、黒を作ってもらう事にする。 どうやって、原色である黒を作るのか?見物である。隣で色見本を見ながら色を吟味していた家族が先に色を作っていた。同じ缶を空けると真っ白のペンキが入っていた。そこに色見本に書いてある配合表の通りに色をいれ、機械で思いきり振る。すると、アラ不思議!!色見本通りの色が出来あがった。 じゃあ、私達の黒は?と言うと、まさか、白に黒なんか入れないよね・・・と思ってる間に薄い灰色の出来あがり。「これでイイか?」と聞いて来る係員に「これは、黒じゃない」と言うと、また黒ペンキをたして振り機械にかけていた。先ほどよりは、黒に近いがまだ灰色だった。「これでイイか」「・・・黒だって言ってるじゃない。これは、灰色だ!!」何度言ったら分かるのか。だいたい、白に黒入れたって黒になるわけないじゃない。始めから、混ぜている黒をよこせばいいものを・・・1時間待ったが、黒にはならず、もうイイよと妥協する私達。あきらめて、そのダーク灰色を買ってくる。頭悪いよ、あの係員・・・ |
2000.6.9(金) |