「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記チリ編

2000.2.20(日)

 サンペドロ・デ・アタカマの見所に考古学博物館がある。何が見所って、少女のミイラが展示されていることだろう。これを見ないでここを出る訳にはいかないとなぜか思った二人。国際学生証で学割を効かせて半額で入場。小さな博物館だがなかなか楽しめた。

 その足で、カラマに戻る。日曜日だと言うことで、ほとんどの店が閉まり来たときのにぎやかさはなく、ゴーストタウンのようだった。

 セントロに近い安い宿を取り、外へ。でも、夕飯の材料が手に入るはずもなく外で外食という結論に達する。「俺だって、レストランくらい入れるんだぞ」と安いファーストフード屋に入って胸を張るうめちん。「たまには外食も良いもんだ」と言いながら一番安いプレートを頼むうめちん。ケチケチレジスターは、ちゃんと働いているようだった。どうだどうだと胸を張りつづけるうめちんを見ておかしくなってしまった。大爆笑である。それを見て「俺はなぁ、ケチはケチでもそんじょそこらのケチとはワケが違うんだぁ。ちゃんと出すところはだすけちなんだぁ」とまたまた胸を張っていた。おもしろすぎる。

 宿に帰って、熱いシャワーを浴び、砂漠の赤い砂埃を綺麗に流す。シャツやズボンを見ると折り目やポケット、ありとあらゆる所に赤い砂が進入していた。バックパックの中にまで侵入している。こりゃ、洗濯と掃除が必要だとため息・・・明日にしよう。

 
2000.2.19(土)