「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記チリ編 2000.2.14(月) 料理が出来ない人でも旅に出ると料理が出きるようになる人が多いらしい。ここにも例外ではない人が何人かいた。それどころか女の私よりもマメに見える。例えば、台所に人気がいなくなった深夜、鍋に折った鳥骨を入れ水から煮出して鳥ガラを取っていた旅人がいた。「これ、どうするんですか?」と聞くと「明日、スープにして食べるんです」とこともなげに答えた「・・・」言葉もなかった。私だったら市販の鳥だしを使うだろうと即座に思った。それから、パンを何日も天日にさらし、こなごなに砕いてパン粉を作り、ジャガイモからコロッケを作っていた。しかも、ソースはデミグラス。なんだ、この人は・・・と思い「料理上手ですね」と言うと「いやぁ、それほどでもないです。最近始めたばかりだし・・・」と謙遜する。本当に最近始めたのか?と胸倉をつかんで問いただしたい気分になった。 ここは、近くで漁港もあるので安い魚が手に入る。するとやっぱり魚料理が多くなるのは、当たり前というべきだろうか?綺麗に捌ける人、大半。すばらしい。コックになる人に男が多いが、なんでか?この汐見荘でなんとなく分かったような気がした。それとも、旅に出るとうめちんのように張りきるのだろうか?うーーむ、疑問だ。 |
2000.2.13(日) |