「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記チリ編

2000.2.3(木)

  朝起きると、景色が変わっていた。明らかにパタゴニアとは何かが違かった。そして、サンチャゴの大きな街並みが見えてきた。 1ヶ月ぶりのサンチャゴは、少しも変わっていなかった。ただ、パタゴニアから上がってきた私達には、陽射しがガンガン照り付ける暑いところだと思った。

 久しぶりに地下鉄に乗って宿を目指す。そのままインターネット屋にむかい、日本からの荷物が何処にいるのか確かめることに。どうやら、まだ成田を出たところらしいが、フェデックスなのですぐ来るだろうと思った。よく見るとあて先がビーニャ・デルマルのフェデックス留めになっていたので、サンチャゴで受け取れるようにしてもらおうとフェデックスの事務所に行くことにする。今の時代、自分の荷物が何処にあるのかが分かってしまうなんてすばらしいとつくづく感心。これなら安心して大事な荷物を送れるなぁと思った。

  フェデックスのカウンターで訳を話すと話はとっても早かった。「土曜日に荷物が着くけれど、ここは週末休みだから月曜に来てちょうだい。関税がかかるから多少のお金を持ってきてね」と言われ、カウンターを後にする。 そうか・・・月曜日までサンチャゴにいなきゃいけないんだぁ。でも、まあいいかぁ・・・と移動モードだった二人に危険な沈没ムードが漂ってきた。

 その足で、壊れためがねを買いにショッピングモールを目指す。3軒のメガネ屋を見て廻り一番安いところで買おうと思ったが、あまりにもひどいメガネの扱いに怒り、こんな店じゃあメガネなんかツクレンと店を出てきてしまった。そんなこんなで、2番目に安いメガネ屋で作ってもらうことになった。

 「いつ出来ますか?」「9日には出来ます」「はあ・・・もっと早くなりません?」「週末を挟むから無理ねぇ」「・・・」という訳で、来週の水曜日までサンチャゴにいなければいけない予定になってしまって、ますます沈没ムードが濃くなってきたと言うか、沈没モードに突入してしまった。

 夜は、宿にいた学研のお兄さんとさんざん飲みながら「イヤー学研の科学には、さんざんお世話になりましたからぁ」と上機嫌のうめちんとで話しが盛り上り、話し込んだ。

 さぁて、明日から何しようかなぁ・・・。

 
2000.2.2(水)