「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記ブラジル編 2000.8.27(日) 日系の新聞に「日本の裏側ブラジルでは、桜の花が満開」と書いてあった。そうと聞けば、日本人の心が騒ぎ出す。さあ、花見に行こう。 荒木のお母さんにどうやって行けばいいか聞いたが「わたしゃ、いつもタクシーで行くから・・・」と、分からず。しょうがないので、ペンション荒木新館の前のスタンド串カツやのオジさんに聞いてみると、食べに来ていたブラジル人が答えてくれた。 おしいい串カツを食べ、いざ出陣。もよりの地下鉄駅から電車に乗る。セー駅で赤い路線に乗り換えて、終点Corinthians-Itaquera駅(コリンチャンス・イタクエラ駅)で降り、バスで10分位の所にあるカルモ公園に到着。入り口でビールを買い、公園の中へ。 ぱっと見、どこに満開の桜があるのかな?ピンクのピの字も見えない。入り口にいたオジさんに聞くと「そこの丘に上れば見えるよ」と言うので丘への道を進むと日本語で「さくら園→」の看板を発見。丘を登らず、看板にしたがって歩くこと20分。目の前に一面ピンクの世界が現われた。日本の裏側で、こんな時期にこんな満開の桜がこんなに見れようとは・・・思わず写真撮りまくり。そして、満開のさくら屋根の下でビールをグッと飲めば、気分はサイコー。しかも、廻りは日本語をしゃべる日系人ばかり。柵で囲まれた「さくら園」は、日本そのものだった。日本に帰ってきたみたいだなぁ・・・ さくらの下でお昼寝をしていると、冷たい風が吹いてきた。曇りの空は、ますますどんよりしている感じがする。寒いので、満開のさくらを背に公園を後にする。 夕飯の買物をして、ペンション荒木に着いた頃、雨が降り出して来た。雨は、本降りに。・・・さくら散っちゃうなぁ・・・雨は、止む気配を見せず。いつまでも降り続いた。 さくら綺麗だったなぁ・・・ |
2000.8.26(土) |