k日記ブラジル編

2000.7.27(木)

　ここに、あと1ヶ月位いてもいいなぁなんて思っていたが、もっといい所があると言うので、お別れをする事にした。お世話になった宿のオバチャンやウルグアイ人の管理人に別れを告げる。そして、砂丘を超えナタルに向けて走り出す。

　順調に走る牛次郎。夕闇がせまる。もうすぐナタルに着くので、一気に走ってしまおうとライトのスイッチを入れた途端、その野望はどこかにすっとんだ。ロービームが点かない。対向車を無視してハイビームで走っていたが、対向車はそんなマナー違反にガマンできないらしく、私達の車の前でロービームをいきなりハイビームにし、私達の目をくらませ、はたまた、そのままハイビームでやってきて路面どころか、先の道すら見えない状態に陥ってしまったりと余計な神経を使う羽目に。無理は禁物。近くのガススタに逃げ込み、走るのを放棄。とりあえず満天の星を見ながらビールを飲む。

　まあ、ゆっくり行こうねぇ・・・牛次郎の故障には、もう慣れっこだ。