k日記ボリビア編

2000.4.5(水)

　走らないチャリダーなんてチャリダーじゃない!!と朝早くラ・パスに向けて出発。彼には、バスストなんて関係ない。チャリがあるから。ラ・パスでまた会う約束をしているのでまた会えるだろう。

　町をぶらつくが、なんとなく静まり返っている。道端で商売しているオバチャンもだいぶ少ない。バス会社で、スト状況を聞くと「いつまで続くか分からないわよ」と脅し交じり。ツアー会社を訪ねると「ラ・パスまでは行けないけど途中のウワタハタまで船を出すつもりよ」と外人に持ちかけていた。「一体、いくらだい？」と訪ねると「100ボリ」といとも簡単に答えた。足もと見やがって、どこまでも汚いんだボリビア人は!!と激怒して帰ってきてしまった。

　他のツアー会社でプーノ行きの船が30ボリで出ていたので、パチプロはそれに乗ってペルーに帰る事になった。いつ再会するか分からないので、帰れるうちに帰った方がイイという結論に達したからだ。日本でまた会うことを約束して、彼は去って行った。チャリダーもいなくなり、パチプロもいなくなり、ずいぶんさみしくなってしまった。