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シヴァ
■ヨーガ行者の始祖、求道する至高神シヴァ青い肌に虎の皮衣一枚だけを身につけ、もつれた長髪を結い上げている、質素な行者の姿で表されることの多いシヴァ神。ヒマーラヤの山中で何千年もの瞑想に励んだり、天界からガンガー(ガンジス河)が降ろされたときには衝撃で地が割れてしまわないようにその髪の中に受け止めたりと、慈悲深く寛大な心を語る神話は数多く残されています。額には開眼した時すべてを焼き尽くすと言われる「第三の目」が、そして聖なる灰で描かれた横三本線が表されています。猛毒のコブラすらも屈服させて首飾りにしてしまい、最強の武器である三叉の矛を持つ至高神としても人気を誇ります。
■ダンシング・シヴァの律動
片足を大きく振り上げてガナ(小人・邪鬼)の上で踊るシヴァ神は、「舞踊王」を意味する「ナタラージャ」とも呼ばれ、非常に人気のある図像です。この図像は南インド発祥と言われており、南インドの古典舞踊にも同様のポーズや動きが盛んに使われています。火炎で縁取られた円形の光背いっぱいに広がる髪、しっかりとした体幹からしなやかに手足が伸ばされる表現からは、生命の律動がそのまま伝わってくるようです。