お客様の評価一覧 -ティラキタ

筋金入りのカレー好きなのに、プチ・ベジタリアン(魚介類だけは解禁)の私は、日本で売られている肉入りのレトルトカレーを食べる訳にはいかない。
　市販のカレールーにも厳密なことを言えば肉エキスや豚脂がたっぷり入っている。それには目をつぶって何種類か試してみたけど、ちまたで美味しいと評判のカレールーも私にはちっとも美味しく感じられない。
　仕方なくカレーパウダーを基に調理する事になるが、いちいち十数種ものスパイスを調合するほどの凝り性という訳でも無い。簡単にパンチの効いた本格カレーを食べたい時は、これに頼ることにしている。
　もちろん市販のルーに加えるだけでも、本格的な味わいに近付くことうけあい。
　スパイスってそれぞれクセがあるだけにバランス調合は難しいものだけれど、その点、まるで『スパイスのフォンドボー』の様なガラムマサラ・ペーストは大変重宝する。

カレーのおいしさの決め手が『甘み』で在ることはよく識られている。
カレーに砂糖や蜂蜜すりおろしリンゴを加える手はもはや定番だが、マンゴーチャツネを加えるとやはりひと味もふた味も味の幅が違ってくる。
　市販のチャツネも出回ってはいるが、やはり本場のチャツネはひと味違い日本人好みに迎合してないところが良い。
　最近のレトルトはお店並みに美味しいのは知っているが、プチ・ベジタリアン(魚介類だけは許す! )の私は、カレーを自炊して造る。
　残念ながら市販のカレールーは美味しいと思えない。何種ものスパイスを調合するほどの凝り性では無いのだが、カレーパウダーとスパイスで自分好みに調理した方が、格段に美味しい。
　こういう調味料を常備していれば、インスタントと手間はさして変わらずパンチの効いた美味しいカレーができあがる。
　最後にカレーを造る際の、注意点を一つ。換気扇を回し出来ればマスクを掛けて調理すること。
　なぜなら、食べるその時まで嗅覚が麻痺してしまわないために。カレーの醍醐味は辛さだけでなくあの香りなんだから。