【およそ120枚入】ドロップ型鏡セット 約10mm×約20mm

今回は、インドの人たちが大好きな、小さな鏡の使い方について書いてみたいと思います。

つい先日、デリーから大量の丸い形をした手芸用のラウンドミラー、通称インド鏡がやってきたのですが、ティラキタスタッフの誰もがその素敵な使い方を知らない！！という衝撃の事実が判明しました。





と言う事で、実際に現地でインド鏡がどの様にして使われ、どの様にして生活を彩っているのかを紹介してみます。

■インド鏡は家の装飾に

鏡は布に付けるものと思い込みがちですが、パキスタンとの国境地帯に住むブージの方々は、インド鏡を家の装飾に使っています。ブージはここです。



ここの地域の方々はみんな陽気でなんだか楽しくて。しかも辺境地帯だからルール無視！！　1台のオートリクシャに9人ものインド人が乗ってやってきたり。



ハンドメイドしたオールドバイクに子どもたちが乗って遊んでいたり。素朴でとてもいい所なのです。



その辺境地帯に伝統的に伝わるのが、とてもかわいい丸いおうちです。白く装飾された土壁に、植物で葺いた屋根。円形の外観、デザインされた壁が、まるで映画の中の様な、昔ながらのおうちなのです。



よく見ると…家の壁にはたくさんの鏡が貼り付けられていて、キラキラと光っています


壁をアップにしてみました。おおお！！


いやぁ、かわいい！！　インドってかわいい！！！　こんな素敵な家があるなんて…と興奮してしまいます。


外側は青と赤の線で縁取りされていましたが、中に一歩入ってみると、白だけでシックに作り込まれた壁が現れました。シンプルでとってもおしゃれです。


ミラーは白い土に埋め込むようにして付けられていました。これ、日本の漆喰で作れるかなぁ…できたら素敵だなぁ…


もう一軒、少年の家を訪問してみました。


入口の扉にはシンプルにミラーが付けられているだけでしたが。


室内の壁や


天井にはこれでもか！と鏡が付けられていました。

■色々な場所の装飾に使われるインド鏡

ブージを歩いてみると、様々な場所にインド鏡が使われているのでした。こちらはミラーで綺麗に装飾された柱です。


つたなさが逆に可愛いテーブルと孔雀の入口




外の水道にもミラー装飾が使われていました。なんか、砂漠の国って感じでいいですよねぇ

■インド鏡は色々なところに

インドでは、インド鏡は他にも色々な所で使われています。こちらはオリッサ州特産の布のランプシェードです。星型のデザインの真ん中にミラーが使われています。キラキラと光って、こちらもまた綺麗です。



カッチ地方で作られているウールショールにさり気なく付けられているシンプルなミラー。やりすぎていない程よい感じが、可愛いですね。ちなみにこちらの工房の作品はティラキタに在庫がありますので購入できます♪


こちらはカッチ地方で作られているミラー入りのカバンです


こちらはチロリアンテープに使われているインド鏡。鏡が入ると、何気ないチロリアンテープがより一層素敵になりますね。


こちらはミラーがたくさん埋め込まれている布。シンプルな白い布に、ミラーはバッチリの組み合わせです。


こんなにインド人が愛しまくっているインド鏡ですが、日本で手に入るかというと…なかなか難しいなと思います。日本人の私達には私たちならではの使い方がありそうなのに！！

ということで、今回ティラキタでは、インド鏡を大量に輸入してみました！！
結構な量が入っていて、たっぷり使えます。

とっても可愛いので、何かを作る際に、ぜひインド鏡を活用してみてくださいね。