バリ島のハンガーチャイム【25cm×35cm】

心地よくて優しい音がとても気に入りました。金属音があまり高くないのでキーンと響くこともなく、ちょうど良いです。ありがとうございました！

ティラキタさんから以前買った福袋に入っていた布をハンガーに吊るして提げて飾りながら間仕切りにしたくて、似合うハンガーをずっと探していたので、これ！と思いました。
チャイムはもしあまりに騒々しい場合は取っても良いと思い、最初は「ハンガー」部分に重きを置いて買いました、すみません。
もっと重い木かなと心配していましたが、適度でよかったです。素敵なデザインです。
さてチャイムは、想像よりも少し厚みのある金属で、普段は静かに佇んでいます。
一斉に鳴らしたとき、日本の音ではない組み合わせだと感じました。バリの生活を感じました。バリは、こういう音を持っている、のですね。
日本には、昔シルクロードを渡ってきた「笙」という楽器がありますよね。もしかして笙は本来、日本の生活の中で背景的に「在る」音を表現しているのかもしれないですね。その文化がもともと持っている環境音と、そこから敢えてすくい上げた楽音との中間、みたいな。「梢を渡る風の音」…武満徹は笙の音色を気に入っていたそうですね。
チャイムの音色を聴くと、僭越ながらそういうことたちに思いを馳せます。ハンガーチャイム万歳。
ティラキタ店長さんはシタール奏者だそうですが、インドのシタールもそんな存在なのでしょうか？
チャイムは、取りはずしません。良いお買い物ができました。