「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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初めての海外モバイル通信にチャレンジの巻
昨日は時差で眠くって、眠くって死にそうでした。まだ日が出ているうちに寝て、夜中おきて、また寝て。エジプトとか、イギリスとか西のほうに行くのはぜんぜん大丈夫なんですけれども、アメリカなどの東に来るときはつらいですね。
さて、ロサンゼルス空港でさっくりとモバイル通信をあきらめたわけですが。当然!!そのまま黙っているウメではありません。眠い目をこすりこすり、モバイル接続実験をやってみたのでした。モバイル実験地点は、米国中に1000軒以上のネットワークを誇る、Super8 MOTEL(モーテルと言っても日本のようなラブホテルではなく、ただの宿です。輪ゴム類似品も置いてません。)です。
宿を選ぶ際に重要なのは、なんと言っても値段ですが、値段を重視するあまり、電話が使えなくっちゃどうしようもありません。電話があっても、公衆回線につながってくれなくては仕方ありません。この宿は、とりあえずOKでした。
その次のポイントとして、音響カプラではなく、やはりモ ジュラージャックを繋いで通信したいので、モジュラー形式になっているかどうかチェックしなければいけません。ですが、大体モジュラージャックは何かのものの裏にあることが多いので、確認したいですが、宿の親父の前ではぐっとガマン。
私は大体、宿に金を払う前に部屋を見せてもらうのですが、(金を払った後だとクレームをつけても無視されることがあるため)さすがに、いくらモジュラーを使いたいから、確認したいからと言っても、宿のオヤジの前で家具を動かしたりする度胸はありません。
ウメ「あ、電話がある!!モジュラーかーどうか確認しよーー」
ずるずると親父の前で勝手 に家具を動かし始めるウメ。
オヤジ「この既知外!!そんなことする奴には部屋はかせん!!とっとと出てけ!!」
とばかりに、追い出されてしまうのがオチでしょう。そうでなくって、オヤジの前でインターネットやりたいからと説明したら、今度はオヤジが泥棒に変身しそうです。そんなのはイヤですね。
海外旅行に行ったら、みんなが泥棒と思っていないと確実に荷物が盗まれますし。用心に越したことは無いです。
で、親父が行ってしまった後、おもむろに家具を動かしてみると……………。
やった!!大歓喜!!(^_^)ニコニコ
モジュラージャックだ!!写真では映っていないが、その奥にACまで発見!!ダブルラッキー!!
しかし、それで喜んだのもつかの間。まず、部屋からの外線発信番号が分からない。悩んだ挙句、オヤジの所に聞きに行きました?
ウメ「オヤジィ!!外線発信するのは0じゃないのか?」
オヤジ「外線発信番号は9だ。市外局番は323。あと、電話するんだったら5$を保証金としておいてきやがれ。」
ウメ「へいへい。」
と言うことで、喜び勇んで、ダイヤルアップを設定して電話してみたのですが、さっぱりつながらない。
ダイヤルはしているみたいだが。APが電話に出てくれないのです。なんでなんだろう?おかしい。そう言うときは、自分でAP(アクセスポイント)に電話してみて「ピーギョロ」と言うか確認するのがBestです。とにかく、機械にやらせる前に自分でやってみると。
で、電話番号が9−6170799だったので、外線発信番号の9を押すと…。気がつきました。9を押してから、2,3秒経たないと回線が通常回線に切り替わらないのです。Windowsのダイヤラはトーンだと、凄い速さでトーンを出してくれやがります。要は、Windowsのダイヤルトーンが早すぎるのです。
仕方ないので、手動でダイヤルする=音響カプラーで通信するしか無くなってしまいました。(ちなみにもっと良い方法を後で考え付きましたが。)
で、これが音響カプラで通信しているときの写真です。写真を撮ったのは、回線未接続状態のときなので音響カプラーを電話の上に無理やり載せて、回線を切っています。
音響カプラを使うには、いくつかのポイントがあります。
これは、後で、まとめて使い方編とかにしてお送りしようかと思っていますのでご期待下さい。(ダレモシテナイヨウナキガスルガ…)
そう言えば、この時の通信速度は最大2400BPSしか出ませんでした。アメリカでこれだと先が思いやられますね。