「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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海外フィッシングのススメ 2000.2.27 日本で魚釣りした事がある人も、ない人も海外に出て、もし機会があったら魚釣りをしてみると良いのではないでしょうか?日本での魚釣りと言えば、岸から釣ってもさっぱり釣れず、釣れるのはもっぱら雑魚ばっかり。1日6000円だして船に乗ったらそりゃ釣れますが、お金がかかる。しかも、魚群探知機で魚の居る所に行って、「はい、ここで釣れますよ。深さは何メートルですよ。」と言われながら釣って面白いでしょうか? 海外での魚釣りはそれとは違います。場所にもよりますが、海外ではほとんどの所で岸釣りが出来ます。岸釣りだと、さすがにそんなに大物は狙えませんが、多くの場所で入れ食い状態で釣りが出来ます。私達が糸をたらして釣れなったのは「ここは釣れないよねぇ…」と思わず頷いてしまう湖だけでした。 もしお金があれば、船を出す事も出来ます。船はそこらへんに居る漁師さんに頼めばそこそこの値段で出してくれます。船を出せば当然大物を狙う事が出来ます。大物は私達日本人の感覚で言うと、「すっげえ大物」。 カリブ海などで船を出したらまず間違いなく1m級の魚が釣れます。 入れ食い&大物と言うのが海外フィッシングの1番の魅力ですが、他にも魚釣りをしていて地元の人と交流がもてると言うのも大きな魅力です。私達はもっぱら岸釣り専門ですが、釣りをしていると大体誰か寄ってきて、「釣れてる?」から始まり、「あっちに行くと釣れるヨ」とか、「この魚はどうやって食うんだ」とか、普段会えない地元の人達と楽しく話ができるのです。 たまに子供がやって来て、「釣具貸してくれヨ」、「釣具くれよ」とかそう言う事もありますが。でも、地元の子供と何時間もゆっくりと話が出来ると言うのも釣りを通さなければなかなか出来ない事なのです。 また、釣れた魚からその土地の自然が良く分ると言うのも大きな魅力の一つですね。例えば、カリブ海などの温かい海だったら、釣れる魚は日本では見た事もないどぎつい色の「これ、熱帯魚だよね」と言うようなものばかり。チリのパタゴニア地方と言う寒い所だったら釣れる魚はアジみたいな奴とか、イワシみたいな奴とか、「ああ、ここの海は寒いんだね」と思わず納得してしまうものが釣れるのです。 道具は日本からもって行くのが1番ですが、もって行くのを忘れてしまったら糸とおもりと針だけそこらへんで買いましょう。それだけあれば手釣りが出来ます。「えーー手釣りでなんか釣れるの?」と思われるでしょうが、地元の人の多くは手釣りでバカスカ釣っています。リールと竿がないと釣れないなんて言う思い込みは間違いです。でも、リールと竿があった方が良いですが。 餌は、そこらへんを掘ればだいたいミミズが出てきますのでそれで十分。もしミミズが見付からなかったらその辺の人をつかまえて「魚の餌ってどこで売ってるの?」と聞けば問題ありません。 と言う事で、楽しい楽しい海外フィッシング。あなたも一度やってみませんか? とても面白いですよ。 |