「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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パラグアイモバイル総まとめ 2000.10.8 電源:評価4
電圧が違うのに日本のコンセントが刺さってしまうので、日本から電気機器を持って来た際は重々注意してください。最近のパソコンなどに多い、ワールドボルテージ対応の機器等は問題なく使用できます。その他の220Vに対応していない機器はほぼ確実に壊れますので繋いではいけません。繋ぐ場合は日本から変圧トランスをもって来る必要があります。 パラグアイには近代世界の7不思議とまで称される世界最大の水力発電所イタイプーダムがあり、聞く所によるとパラグアイはその総出力量の2.5%しか使っていないとか。そう言った背景もあり、電源はほとんど問題ないと思います。 治安:評価3 パラグアイの治安は私が全般的にまあ良いと書いたブラジルよりも、一般的に良いとされています。貴重品を持って歩かない、市バスなどに乗ったらスリに注意する、夜は極力出歩かない等の基本的な注意をすればまず問題になる事はありません。 パラグアイで一番注意して欲しいのは、「パスポートの携帯義務」があると言う事。同様の条項は多くの国に存在しますが、パラグアイではそれが非常に厳しく適用されている模様です。 実際、私達がフラフラしていると警官がすぐに寄って来て「ドクメント(書類)」の提示を求めて来ます。ちょっと朝ご飯を食べに行くだけだからとか、ビールを近所に買いに行くだけだからと思っても絶対にパスポートは持って出てください。持っていないと、そのまま警察署に連れて行かれ、多額の賄賂を要求されるケースがままあります。ここの警察は何もしてなくても寄って来て賄賂を要求してきますが、いくら頭に来たからと言って警察には決して反抗的になってはいけません。相手はあなたを監獄に入れる権利を持っているのですから…。 電話での接続事情:評価 1 モジュラーはRJ-11、2線式ととくに問題ありません。電話代は市内通話で2分600G(19円)、公衆電話で市内通話した場合10分6000G(189円)とパラグアイの物価から考えると非常に高い値段。 また、パラグアイにはGricのAP(アクセスポイント)が存在せず、iPassも首都のアスンシオンに1箇所しかありません。APがあって通信できるとは言ってもそこはやはり海外のAP。つながっても不安定だったり、つながらなかったりと言ったトラブルは良くあります。そう言った場合、お手上げ状態になりますので、万が一の場合はブラジルまで国際電話するか、インターネットカフェにいって接続しましょう。 インターネットカフェ:評価不可能 パラグアイでインターネットカフェは何件か見つけましたが、利用していません。値段は6000Gs(189円)〜10000Gs程度。LAN接続可能な所と、そのまま電話回線を貸してくれる所の2種類があります。 街中をさがせば問題なく発見できると思います。ここはツーリストの少ない所なので、GlobalIMEの入ったカフェは存在しないと考えて間違いありません。
総合モバイルしやすさ:評価 2
パラグアイは電圧が220Vなのにも関わらず、日本の機器がそのまま刺さると言う意味で、機械を壊してしまう危険性大。必ず220V対応の機器かどうか確めてから刺すようにして下さい。 電話のモジュラーは日本と同一で問題ありませんが、接続しようにもGricのAP(アクセスポイント)はなく、iPassが1個あるだけなので、APが落ちていたりした場合は接続できません。極力近隣諸国で通信を済ませて来るのが良いでしょう。 インターネットカフェの数はブラジルに比べれば多く、街を歩いていれば問題なく発見できると思います。ただ、ツーリストの数が他の南米諸国よりも絶対的に少ないため、日本語が使用出来る端末はほとんどないと考えて間違いありません。カフェの値段は1時間6000G(189円)〜10000G(314円)と問題ない金額です。 上記の事を考慮し、パラグアイの総合モバイルしやすさは2とします。 |
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