「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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ヴァーラナスィーインターネットカフェ情報 2001.4.1 ヴァーラナスィーは、ベナレス、バラナシとも呼ばれる、インドヒンドゥー教3大聖地の一つ。ヴァーラナスィーは遥かヒマラヤから流れ出たガンジス川が南に下り、ベンガル湾に注ぎこむまでの長い道程の中で唯一北に向かって流れている場所です。 ヴァーラナスィーはインドの中では小都市ですが、毎年10万人とも50万人とも言われる巡礼が訪れ、街はいわば宗教都市の様相を呈しています。街の中ではいつもどこかで宗教歌が流れ、礼拝の鐘の音は途絶える事がありません。ガートと呼ばれるガンジス川沿いでは思い思いの格好をしたインド人がガンジスの流れに身を浸し、沐浴しています。ガンジス川の両岸の内、東側の岸は不浄の土地とされ、建物はおろか、人間も住んでいず、西側の岸から眺めるとまるで三途の川を眺めているかのような錯覚にとらわれます。 そんなヴァーラナスィーは、礼拝に来るインド人のみならず、私達外国人の心もしっかりと捕まえて放さない不思議な場所で、多くの外国人ツーリストがこの街に長期滞在しているのです。 そんなツーリスティックな場所なので、当然インターネットには困る事がありません。インターネットカフェはざっと20件ほどあり、どこも値段は1時間60円くらいと非常にリーズナブル。回線はどこも通常回線を使用し、それを更に6台のマシンでシェアしたりするので非常に遅いのですが…。ここヴァーラナスィーに限らずインド全域の問題ですが、回線事情が非常に悪いのでインターネットカフェで繋いでいても、しばしば回線が切られる事があります。一度回線が切られると話し中だったりして、安定して通信するのは容易ではありません。 最近ヴァーラナスィーでもADSLサービスが始まったと言う事なので、これから速い回線を持ったカフェがどんどん出現して来るでしょうが、現在の状況はまだまだと言った所です。
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