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チリの酒事情 2000.2.11 日本ではチリワインが安いワインの代名詞として扱われていますが、チリの酒は安ワインしかないわけではありません。まず、基本知識として結構品質が良いものでもチリのお酒は非常に安いのです。例えば、ビール1リットルが500ペソ(100円)、ワイン1リットルが1000ペソ(200円)〜と、ほとんど酒税がかかってないかのような安さです。 例えば左の写真。この写真は同じ350mlの缶ビール、缶コーラの値段の比較です。左側の$325がコーラ、右側の$320がビールです。世界にはコーラよりもビールの方が安い土地があるんですね。 チリで主に飲まれているものはワイン、ビール、そしてピスコと呼ばれるものがあります。ワインの1番安いものは紙パック入り1リットルで1000ペソ(200円)ぐらいですが、これは日本で飲む1000円クラスのワインに匹敵、もしくはそれを上回る美味しさだと思います。代表的な安ワインに「GATO(白猫) 」と言う物がありますが、そのBLANCO(白)は口に入れると口中にフルーティーな味と香りがひろがり、これでもう十分だと思えるものです。もちろん上を向いたらきりがありませんが…。 ビールはチリ全土でその土地の銘柄、全国的な銘柄の物が入り混じって販売されています。ビールのタイプの多くは通常のラガービールですが、まれにハーフ&ハーフや、黒も発見できます。ビールは通常、350mlの缶、500mlのリサイクルしないビン、1Lのリサイクルビンに入って売られていますが、値段が下記のような値段体系になっているので、1番売れるのは当然1Lリサイクルビンと言う事になるのでしょう。
ピスコは、ワインを蒸留したものらしいですが、詳しくは知りません。この原稿を書いた後にピスコ酒工場に行って来ますので、その時に詳しくレポートします。 |