「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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ブラジルの物価 2000.9.12 ブラジルの物価は、国産品は安く輸入品は高い、農産物は安く工業製品は高い、と言う傾向にあります。 農産物が安いのは国土が広いし、農場がいっぱいあるし…と言う事で説明が付くのですが、輸入品が高いのはなんでだろう?と思って人に聞いて廻っていたら、実はブラジルはIMFの巨大債務国の一つで輸入に関してものすごく大きな制限があるからなんだそうです。
例えば、ブラジルの中では結構ぴかぴかの新車が走っているのを目にしますが、それらはすべて国産車。輸入車は基本的に1台もありません。パソコン用品もブラジル国内ではほとんど生産していないため非常に高いです。日本で20万円くらいで売られているはずのVAIO C1が何と30万円くらいしていました…。 輸入しなければいけないものの一つにガソリンがありますが、ガソリンの値段は非常に高く、1リットル1.4R$(\86)〜1.7R$(\104)と日本並みか日本よりも高いのです。中南米諸国のガソリン平均価格がリッター50円くらい。日本のガソリン価格の大部分が税金である事を考えるとこれは驚くべき高さです。ブラジルは国土が日本の23倍と非常に広いのに…と思っていたらディーゼルは1リットル0.5R$(\31)〜0.7R$(\43)と安いのでした。遊びに使うガソリンは高く、物資を運搬するのに必要なディーゼルは安くと言う国策なのでしょう。 これはブラジルに在住している日本語教師の方から聞いた話ですが、日本からブラジルに日本語学校で使うためにダンボール一箱分のノートを送ってもらったら2000R$【 \122.222 】もの関税を掛けられたそうです。100%以上の関税がかかったとか…恐い話です。
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