「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記タイ編

2001.2.7(水)

 強い陽射しの中、てくてく歩いてロングビーチにたどり着く。そして、釣り糸をたらすうめちんとシュノーケル三昧の私。ふと海底をみると手足の異様に長いウニを大量に発見。ためしにタモに一つとって、釣り糸を垂れるうめちんのもとへ。うほうほ嬉しそうに針を壊し始め、ウニをバックリ開けてしまった。見れば、一面黄色、たくさんの卵巣が詰まっている。「これは、釣りなんかしてられない」フィンをつけて海に消えて行くうめちんを見守る事、数分。あれやあれやと、15個ほどウニを岩場に投げてよこした。そして、外人が見守るなか、ウニと格闘する二人。おかげで大量のウニが取れた。

 このウニ、毒とかないのかな?まあ、食べてみれば分かるヨ。うきうき宿に戻って、ご飯の準備。ゆうに4人前はあろうウニの量をタイ米にたっぷり乗せて口いっぱいにほおばる。日本のウニには負けるけど、ぷりっ、トロっとした感触に濃厚な味。無言で食べる。

 数分後、毒が廻ってダウンなんて事はなかったらしい。やっぱり、南の島っていいなぁ・・・後で知ったのだが、コ・ピピは、国立公園の一部で自然を保護しているのだそうだ。そんな事とは露知らず・・・大変なことをしてしまったのかもしれません。あちゃっちゃ。

2001.2.6(火)