「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記インド編 2001.5.19(土) 快調な朝だった。これなら帰れるよ。先生がやってくるのを心待ちにして朝ご飯のクッキーをかじった。いつもより少し遅めにやってきた先生は私の顔を見て「帰れるね」と言った。やった、退院だ。先生と看護婦さん達に頭を下げてリクシャに乗り込む。 珍しく、すがすがしい風が吹いている。ダシャシュワメート通りでリクシャを降りて野菜市場を歩くとサトイモが目に付いた。これで、お母さんに煮物でも作ってもらおうかぁ・・・即、購入。サトイモを入れた袋をぶら下げ、のろのろと久美子ハウスに向かって歩き出す。 久美子ハウスの門を開けると久美子さんが「やっと、開放されたの?」と笑って出迎えてくれた。 早速、サトイモを料理して食べる。お母さんの作った煮物の味にものすごく感動した。 昼食の後、横になりしばらく眠った。夕方、暑さで目を覚ます。非常に暑い・・・ぼんやりして、体もだるかった。体温計を当ててみる。ありゃりゃ、40度もある・・・こりゃ、一体?診療所に向かうお父さんとうめちん。そして、たくさんの薬を抱えて帰ってきた。「先生、朝、考え事してて薬の処方箋渡すの忘れてたんだってさ」けらけらと笑う。ちょっと笑い事じゃないような気がする。薬を飲んだら、熱がなくなった。 ほんとに直るのかしら私?もう、久美子ハウスから立って出られないんじゃないかしら・・・なんか、不安になる。不安のまま薬が利いて眠ってしまったらしい。 |
2001.5.18(金) |