「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記エクアドル編

2000.5.22(月)

 昨日に引き続き、エクアドルに来たら、バーニョへ行ったらいいと思う。いや、行った方がいいの方が正解かもしれないほどいい所だった。何がいいって、バーニョには知られざる、たくさんの自然とアクティビティがあるんです。今、バーニョは近くの火山爆発で、外務省が出す渡航自粛レベル3に指定されていて、たまにゴー−と音がしたり夜になると山が赤く火を吹くのが分かるほど火山爆発を近くで見れるんですよ。火山見学ナイトツアーなんてのも出てたりして。それからココには、川がたくさんあって、その先に大きな滝が4つあり、どれもこれも大きく壮大だった。特に、悪魔の風呂桶と呼ばれる滝は、一番大きく水飛沫を盛大に上げて滝壷が見えないくらい壮大でした。川では、ちょっと値段が張るが、ラフティングやカヤックもできるそうだ。

 バーニョの近くにプヨと言う村が有る。そこへの道すがらに、とてもすばらしい乗り物を発見した。それは、高さゆうに200mはあろう渓谷にかかったロープウェイ。しかも、バスのエンジンを使った地元民お手製の代物。ゴンドラは、畳1帖ほどの床に厚さ2cm×幅2.5cmの木が敷いてあり、高さ1m程の鉄の枠網の手摺が四方を囲んでいるだけのもの。動き始めが落ちるような感じでむちゃくちゃ恐ろしく感じ、上下を2本のワイヤーで固定してあるのでそんなに揺れないが、途中までは、ゴンドラの重みを利用して動かしているので、途中でエンジンに切り返るときに一瞬止まると恐ろしい。風が吹けばさらに恐ろしい。でも、でも、自然を眺めるには最高の場所だと思った。

 バーニョから少し行くともうそこはアマゾンジャングルだし、ここは、温泉だけではなく、自然がいっぱいなのだ。バーニョからキトまで4時間、気候もキトより暖かく過ごしやすい感じがした。だから、エクアドルに来たら知られざる大自然がたくさんあるバーニョへ行ってみるといいと思うよ。

 
2000.5.21(日)