「天竺」目指して夫婦モバイル放浪 |
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k日記チリ編 2000.10.18(水) マイクロダウンを頭まですっぽりかぶって寝ていても寒いと感じるほどだから、綿だけの寝袋にくるまっているうめちんは相当寒いだろうと思っていたら、案の定、寒い寒いと目を覚まし、飛行機毛布を取りだし、それに包まろうとしていた。そして、湯たんぽ代わりの私にぴたっとくっついて再び寝てしまった。日が昇り、ほかほかと温かくなるころ、やっと安眠。昼近くまで寝てしまった。 砂漠の一本道をサンペドロ・デ・アタカマ向けて走る牛次郎。対向車もまれ、牛を負い越す車もまれ。こんなところで故障したら大変なことになりそうだ・・・なんて思っていたら、クラッチが壊れた。幸い、エア抜きをしたら正常に動くようになった。でも、「邦人3人、ミイラで発見!」なんて見出しで新聞に載ったら目も当てられない。こんな車で、バカやるからだよなんては言われたくないからなぁ・・・ 夕方、無事、サンペドロ・デ・アタカマに到着。前回、利用したテントサイト宿に部屋を取る。まだ、シーズンではないのか、テントサイトには1つのテントしか張っていなく、閑散としていた。早速、4日ぶりのシャワー。ありがたいことに大量の熱いお湯が出た。ほんとにさっぱりした。 砂漠の乾いた風は、荒野を吹きぬけ、ようやく日が落ちるとき、青とオレンジの層が美しく、ここは、変わらないのだ・・・と実感する。そして、自分の足元の延長上から、幾万の星が瞬く空は始まっていた。 |
2000.10.17(水) |