「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記ブラジル編

2000.9.13(水)

 ブラジルビザを延長のまた延長でブラジルに滞在している旅人タカシ君が遊びにきた。私達は、自分の気持ちを正直に言葉にしてくれて、何にでも豪快に笑うタカシ君にとても好印象を持っている。いっしょにいると気分がいいと言ってもいいくらいスカッとした人だ。

 もうそろそろ、牛次郎での旅の準備を始めなくてはと、タカシ君を連れて4人で買物に出かける。空は曇りだった。リベルタージを歩っていると運悪く大粒の雨が降ってきたので、「そご」ショッピングビルに駆け込む。寸前でバケツをひっくり返したような大雨に変化。「そご」に用があったのでイイのだが、用事が終わっても「そご」にカンズメになる。仕方がないので、テナントを冷やかして歩く。暇に任せてヒーリングショップに入ったうめちん。なかなか出てこない。どうしたもんかと店に足を踏み入れた途端、インド系の音楽が耳に心地よく、音のする方を振り向くとうめちんがCDプレイヤーにしがみついて眠る様にインド系ヒーリングCDを聞いていた。これは重症だと思った。案の定「これ買おう!!」と目を輝かせて言うもんだから思わず首を縦に振ってしまった。でも、イイ曲ばかりだったのでイイのだが・・・雨が止んだので「そご」を出る。

 ブラジル原産のアガリクスというキノコとプロポリスと言う自然の抗生物質がとても体にいいらしく、日本でも人気の健康食品として高価な値段で売っているらしい。でも、本場だけあってブラジルでは安価で手に入る。そうと聞きつけた私達。健康食品なんかねぇ・・・と言っていたうめちんも、喉も痛くないのにプロポリススプレーを喉に吹き付け「これは効くんだよ」と豪語していた。そんなこんなで、気がついたらプロポリス入りのせっけんやクリームを大量に買いこんでしまっていた。これでは、店側の思う壺ではないか・・・

 最後に大量のチルド餃子を買って帰る。いつのまにか財布の中身はカラッポになっていた。トホホ・・・

2000.9.12(火)