「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記ブラジル編

2000.9.4(月)

 うめちんがどうしても欲しいと言う、パソコン用のゲーム「ディアブロ」が、先日、南米でよく売っているゲームマガジンの付録として売り出されているのを発見。ちょっと値が張るが、買ってしまった。喜び勇んで毎日の様に遊んでいる。そんなの買って・・・そんなに面白いの?と思っていた私。ちょこっと暇になったのでやってみることに。

 英語の解説だったので、うめちんから説明を受ける。何でも、剣士、ローグ(弓矢使い)、魔法使いの3種から自分の好きなものを選んで、ダンジョンに冒険に出して、襲って来る魔物をばったばったとやっつけて宝物を拾って帰って来る。たくさんダンジョンがあって、レベルが上がり強くなると、先に進め、たくさんのお宝を手にする事ができるという、アクションRPGらしい。では、早速画面に向かう。

 ゲームを始めて数時間後、パソコンの前から離れられなくなってしまった。時間も忘れてマウスをクリックする。VAIOのマウスが馬鹿になるのでは?一瞬、そう思ったが、ほんの一瞬も気にしていられないくらいにゲームにドハマリしている自分がいた。

 ハっと気がついた時には、私のキャラクターは、うめちんのキャラクターのレベルをはるかに上回ってレベル15にまでなっていた。苦労して倒していた小魔物も一太刀で倒れるくらいに強くなっていた。それもそのはず、時計を見れば夜中の3時。VAIOのマウスポインタに当てていた人差し指の先端に、鈍い痛みが走る。障ると豆ができていた。

 どうしても欲しいと言っていたうめちんの気持ちが今日、やっと分かったような気がした。

2000.9.3(日)