k日記ブラジル編

2000.9.2(土)

　めずらしく早く起きて、朝市へ。新鮮な野菜、果物、魚、肉が路地に所狭しと並んでいた。安い刺身が出来そうなイワシと野菜をたくさん買ってしまった。昨日遊びにきた３泊４日の旅人が遊びに来たので、朝市で買った新鮮な魚と野菜を料理してみんなで食べた。

　特に野菜は、すばらしく美味しい。その野菜事体の味が強く、簡単な調理でも、美味しく食べられる。トマトなんかは、野菜を通り越して、果物に近い味わい。豆腐も納豆も味噌もしょうゆも化学調味料臭くない。すばらしい。ずっと、このままでいてほしいと思った。

　夜、インターネットを通じて知り合った、サンパウロ在住のぎゅうちゃんさんのお宅にお邪魔することになっていたので、地下鉄に乗って出かける。最寄駅から２０分程歩く。大きな通りを折れて、長い坂を下ると高層のマンションが現われた。この辺は、住宅街みたい。　

　その一つにぎゅうちゃんさんは住んでいるらしい。教えてもらった住所を便りにマンションを探す。そして、ここだと見上げた建物は、20階はあろう大きなマンション・・・。入り口でブザーを押し、警備員に事情を話すと、門扉の電気錠を解除してくれた。向こうのガードマンボックスで手招きしているのが見える。「どこの人に用があるの？」と言うので部屋番号を言うと、インターホンで何やら聞いている。

　数分後、「行ってイイよ」のお許しに、ようやく建物の中に入れた。これを見るとサンパウロってやっぱり危ないんだなぁとつくづく思う。どこのマンションもちゃんとガードマンとか立っているし、やっぱり泥棒とか多いんだろうなぁ。

　 エレベーターを降りると、ドアがガチャっと開きちょっと小太りの男の方と背の高い女の方がニコニコっと向かえてくれた。はじめての対面。私達のＨＰ掲示板の書き込みで話したことしかないので、ちょっと緊張ぎみ。でも、向こうはドンドン話を展開させて行く。結構、話好きのうめちんも押され気味の様子。ちなみに女性の方のがぎゅうちゃんさんで男性の方はぎゅうちゃんさんの旦那様。

　広島出身のぎゅうちゃんさん特性の広島風お好み焼きを食べながら、いろいろ話しに花が咲く。気がつくと深夜12時を回っていたので、ペンション荒木まで車で送ってくれることに。

　ぎゅうちゃんさんの所の車は、なんてスムーズなんだぁと感動している内に荒木についてしまった。ぎゅうちゃんさんに旦那様、楽しい時間をありがとう。