「天竺」目指して夫婦モバイル放浪

 
 

 

k日記ブラジル編

2000.7.31(月)

 昨日までの青空はどこへやら、朝から雨が降っていた。降ったり、やんだりを繰り返す。これでは、ここにいる価値があまりないので宿のオバさんに「雨が降ってるから、移動するよ」と言ってピパを後にする。

 移動中、ずっと雨は降っていた。牛次郎の中にも降って来る。車中は、湿気100%。スポンジも敷物もみんなのバックパックも濡れていた。オリンダ近郊にきて、夕闇が訪れた。ブレーキも利かないし、ライトもいつ消えるか分からない。しかも、ものすごい雨。今日もガソリンスタンドに泊ろうか?そう、つぶやいてはみたものの、みんな嫌な顔をした。当たり前か・・・

 オリンダで雨の中宿を探す猪飼さんが、一人10ヘアル(約500円)の宿を見つけてくれた時は、とても感謝した。ありがとう。案内された宿は、普通の民家だった。暖かいコーヒーをもらい、取り合えずホッとする。

 部屋を見ると、あちらこちらから雨漏りが。しかも、湿気100%に大量の蚊。コレでは牛次郎の中と変わらないではないかとちょっと思ったが、ベットに雨が来なければ・・・まだマシと心の中でつぶやくことにした。せっかく猪飼さんが探してくれたんだし・・・が、ベットに寝転がると足元にポタリ。そして、顔にはミストシャワーが降り注ぐ。ああ、いつまで雨は降るのだろう?泣きたくなった。

 
2000.7.30(日)